トヨタ大丈夫か?フルモデルチェンジ版・新型プリウスは一部グレードがKINTO/リース専売との噂。一般購入可能なのは2.0Lハイブリッド&PHEVのみ?
公式発表前だが、トヨタディーラー内でも新型プリウスのデザインの評判はかなり良さそうだ
2022年11月16日の13時半に世界初公開予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)。
私がお世話になっている複数のトヨタディーラーでも、既に新型プリウスの実車を用いた勉強会や少数での試乗会なども開催されていて、公式発表前ではありますが、内外装デザインや走りなど、全体的に完成度も高く評判も良いとのこと。
ただその一方で、一部の販売店では新型プリウスに関する”気になる噂”も浮上しているそうで、今後トヨタ公式から正式な発表があるかどうかも気になるところ。
※あくまでも一部のトヨタディーラーでの噂になるため、最終的な確定情報ではないので参考程度に見て頂けますと幸いです
一体どのような噂なのかチェックしていきましょう。
新型プリウスの一部グレードはKINTO/リース扱いになる?
その気になる噂というのが、どうやら最も売れ線になるであろう排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+新世代ハイブリッドを搭載するUグレードが、トヨタ独自のサブスクリプションサービスであるKINTO(キント)でのみ販売するというもの。
ちなみにKINTOサービスは、「トヨタの新車を3年間乗り続ける」という契約を締結し、そのリスクとして「3年間は解約できない(厳密には途中解約できるものの、清算金の支払いが必要となり、解約金を請求される場合がある)」わけですが、ガソリン代や駐車場代といった維持費を除き、定額費用以外はかからないというもの
簡単にいうとリース契約とほぼ同じ内容になるわけですが、それ以外に展開されるエントリーグレードXに関しては、社用/商用グレード専売ということで、個人向けの販売を受け付けないとのこと。
ちなみに新型プリウスのグレード構成は以下の通りとなりますが、実質的に1.8リッターハイブリッドモデルはキャッシュや残価設定、ローンなどでの契約は不可能ということになります。
【(2023年)新型プリウスのグレード構成一覧】
[1.8L HEV]
◇エントリーグレードX[2WD/E-Four]・・・商用専売のみ?
◇上位グレードU[2WD/E-Four]・・・KINTO/リース契約のみ?
[2.0L HEV]
◇エントリーグレードG[2WD/E-Four]・・・一般購入可能?
◇上位グレードZ[2WD/E-Four]・・・一般購入可能?
[2.0L PHV]
◇Z[2WDのみ]・・・一般購入可能?
個人でのキャッシュ/ローン/残クレ契約が可能なのは、高額な2.0L HEVとPHEVのみ?
以上が新型プリウスのグレード構成一覧と各グレードの購入方法ですが、もしもこの噂が事実であれば、実質的に個人でローンや残クレ、キャッシュ一括購入できるのは、排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッドを搭載するGグレード/Zグレード、そして同エンジン+プラグインハイブリッド(PHEV)を搭載するZグレードの一択のみということになりますね。
現時点では、新型シエンタ(New Sienta)や新型クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)のように推奨仕様なるものを購入・契約すれば「早期的に納車可能」という条件は無いものの、さすがにこの方式だと「部品不足の際に長納期化する」というリスクがあることを考慮して、別のアプローチから2.0Lハイブリッドへと誘導 → 利益率の高い最上位グレードZを最短で納車…という流れを計画しているのかもしれません(推奨仕様で納期が遅れるのであれば、もはやそれは推奨仕様ではないので…)。
もちろん、「グレードによってKINTOや一般販売に分ける」という情報が必ずしも正とは限りませんし、もっと別の方法で販売してくる可能性も考えられますが、何れにしても1.8Lハイブリッドの購入を検討しているユーザーからすれば「何で?」と感じるのも無理はないかもしれません。