フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)の購入・予約報告続々!やはり一番人気はハイウェイスターVで70%以上、新グレードe-POWER LUXIONは全体の10%未満?

一部メディアでは「ガソリン車は魅力が無い」とも云われているが、ガソリン車の契約者はかなり多いようだ

2022年11月28日にミュージカル形式にて発表・発売された日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナ(Nissan New Serena, C28)。

既に公式カーメディアやYouTubeなどでも具体的なインプレッションが公開されていて、これから本格的に新型セレナの購入を検討する方も多いのではないかと思いますが、当ブログにも続々と「新型セレナ購入しました!」「セレナ予約してきました!」といった報告を多数頂いております。

今回は、2022年12月1日時点での速報版になりますが、ブログ読者の方々が新型セレナ(C28)のどのようなグレードを購入・予約しているのか?をチェックしていきたいと思います。

ちなみに購入と予約の違いについては、2022年11月28日時点で発売されていて注文可能なガソリンモデルを「購入」、2023年春頃に発売予定で、現時点では購入も契約もできないガソリンモデル[4WD]やe-POWERモデルを「予約」という形で表現しています。


新型セレナ(C28)で最も人気のあるグレードは?

まずは新型セレナ(C28)を購入・予約された方の情報をもとに、最も多く選ばれているグレードをランキング形式にて見ていきたいと思います。

2022年12月1日時点での人気グレードランキングは以下の通り。

1位:ハイウェイスターV[2WD]

2位:e-POWERハイウェイスターV[2WD]

3位:e-POWER XV[2WD]

4位:ハイウェイスターV[4WD]

5位:XV[2WD]

6位:e-POWER AUTECH[2WD]

7位:e-POWER LUXION(ルキシオン)[2WD]

8位:e-POWER X[2WD]

人気グレードランキングは以上の通りとなります。

概ね予想通りではありましたが、ガソリンタイプのハイウェイスターV[2WD]が一番人気となりましたね。

ガソリンモデルは排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するため、先代C27からの大きな変化は特に無し。

なぜガソリンモデルは2.0L直列4気筒エンジンを継続?

一部SNSでは「新型エクストレイルe-POWERの排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジンを搭載していれば購入していたのに…」といったコメントも多く見受けられましたが、コスト面や先代C27からのプラットフォーム流用などを考慮してもリプレイスできるような構造ではなかった?ということも考えられそう(あくまでも推測なので本当の理由は不明ですが…)。

ただ、ガソリンモデルでも先代C27から20万円近くの価格アップとなってしまったことを考えると、エンジンも先代モデルをベースにせざるを得なかったのかもしれないですし、何よりもe-POWERモデルでは、新型セレナ(C28)のためだけに排気量1.2L → 1.4L 直列3気筒自然吸気エンジンにアップデートされたこともあり、これが要因で開発コストがかかってしまったという情報も。

そう考えると、最終的な車両本体価格の落とし込みの際に、最も価格帯を抑えるためには2.0L直4エンジンを大幅にアップデートもしくは変更することは難しかったのかもしれませんね。

ガソリンモデルのハイウェイスターVが一番人気の理由は「納期が早い」から?

ガソリンモデルに関しては批判的な意見も多く見受けられるものの、先代C27以前からの乗り換えユーザーや、これから新型セレナの購入を検討しているユーザーからすると、早期的に販売&納車が可能なガソリンモデルで、最も売れ線になるであろうハイウェイスターVは一番魅力的なグレードなのかもしれません。

今後、フェアレディZ(RZ34)やエクストレイルe-POWER(T33)のように、一気に長納期化&即受注停止といった悪しき流れが起きるかもしれない?ということを考えると、やはり早期的に納車可能なガソリンモデルを選ばない理由は他に見当たらないのかもしれませんし、昨今の諸事情を考慮すると「納期優先」が一番重要視している方も多いのかもしれませんね。

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