これマジかよ…(2023年)一部改良版・日産の新型リーフが最大100万円以上の値上げ！ピュアEV軽の新型サクラも10万円以上の値上げに…この金額で購入するユーザーはいるのだろうか…
材料費高騰などの影響があるにしても、リーフの価格アップはさすがに異常かもしれない
2022年12月22日に発表／2023年1月16日に発売予定となっている日産の一部改良版・新型リーフ(Nissan New Leaf)。
2022年の日産は、ビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(New Fairlady Z, RZ34)やフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail, T33)／新型セレナ(New Serena, C28)、そして新世代ピュアEV軽の新型サクラ(New SAKURA)など、様々な新型車を発表・発売する一年でしたが、2022年最後に発表するのが一部改良版・新型リーフ／新型サクラ(New SAKURA)の2車種になります。
新型サクラは、発売後早々に受注一旦停止となり、今回早くも一部改良版に関する情報が入ってきましたが、新型リーフは改良内容以前に価格アップ分がかなり大きく、果たしてこの金額で購入する人がいるのだろうか…と心配になるほど。
一体どれほどの価格アップとなったのか、早速チェックしていきましょう。
一体どれだけの価格アップに？現行と新型のグレード別価格帯をチェックしていこう
まずは2022年モデルとなる現行リーフのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
【(2022年)現行リーフのグレード別価格帯一覧(10％税込み)】
[40kWh]
◇X：[2WDのみ]3,709,200円
◇X Vセレクション：[2WD]3,946,800円
◇G：[2WD]4,076,600円
◇NISMO：[2WD]4,182,200円
◇AUTECH：[2WD]4,061,200円
[60kWh]
◇e＋ X：[2WD]4,225,100円
◇e＋ G：[2WD]4,805,900円
◇e＋ AUTECH：[2WD]4,577,100円
以上が現行リーフのグレード別価格帯となります。
40kWhモデルで370.9万円～406.1万円、60kWhモデルで422.5万円～457.7万円となりますが、ピュアEVモデルということもあり、若干割高に感じる部分はあるものの、今回の2023年モデルの一部改良版の価格帯を見ると「今までの価格設定が安すぎたのだろうか…」と思う程に価格アップしています。
60kWhモデルで約100万円の値上げ？！2023年モデルのグレード別価格帯をチェックしていこう
これに対し、国内自動車情報誌マガジンXさんが公開している一部改良版・新型リーフのグレード別価格帯は以下の通り。
【(2023年)新型リーフのグレード別価格帯一覧(10％税込み)】
[40kWh]
◇X：[2WD]4,081,000円(現行比＋371,800円)
◇X Vセレクション：[2WD]4,318,600円(現行比＋371,800円)
◇Gグレード：[2WD]4,448,400円(現行比＋371,800円)
[60kWh]
◇e＋ X：[2WD]5,253,600円(現行比＋1,028,500円)
◇e＋ G：[2WD]5,834,400円(現行比＋1,028,500円)
上の価格一覧を見てもお分かりの通り、40kWhモデルの価格帯は現行に比べて約37万円アップなので、材料費の高騰なども影響しての価格アップだとは思われるものの、一番の驚きは60kWhの値上げ幅。
何と現行モデルに比べて約103万円の価格アップとのことで、その金額は兄貴分となるアリアB6[2WD]の539万円に近い価格帯であることがわかり、もしかすると60kWhバッテリーが大幅に高騰したのかもしれませんね(そう考えると、アリアも次回の年次改良で大幅な価格アップとなる恐れも？)。
バッテリー以外のところで何が高騰してしまったのかが気になるところですが(スペックアップ等よっぽどの改良が無い限り、この価格アップは納得しがたいものがある)、一番気になるところは、これだけの値上がりになりながらも、果たしてこの金額で購入するユーザーが存在するのか？という疑問の方が大きく、改めて一部改良前の2022年モデルを400万円台で購入できたのは奇跡だったのかもしれませんね。
なおマガジンXさんの報道によると、新型リーフではこれまで、200V／7.5mの充電ケーブルが標準装備だったものが、今回の一部改良でメーカーオプション扱いに(＋66,000税込み)。
よくよく考えてみると、アリア／新型サクラ、レクサス新型NX450h＋／RX450h＋／UX300eでも充電ケーブルはメーカーオプション扱いでしたし、リーフの標準装備は特別だったのかもしれませんね。