三菱・新型デリカミニの購入を検討してみる。中身はeKクロススペースがベースだと思われるが、和製ミニディフェンダーとして注目を集めそうだ

新型デリカミニから三菱ブランドが大きく変化するかもしれない?

2022年11月4日に突如として世界初公開された三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)。

1968年に初代デリカが誕生して約54年が経過し、最後にデリカブランドとして登場したのが、2019年にビッグマイナーチェンジ版となる現行デリカD:5。

つまり全く新しいデリカとしてデビューするのは約3年ぶりであり、6代目?もしくは新たなカテゴリとして復活を遂げるのが今回の新型デリカミニということになりますが、個人的にも今回のデリカミニのエクステリアデザインは非常に好みで、可能であれば購入を検討してみたいところです。

発売時期としては2023年夏頃とまだまだ先の話になってしまいますが、既に私がお世話になっている三菱ディーラーでは先行予約もスタートしているとのことです。


まずは東京オートサロン2023にて実車世界初公開へ!

ちなみに新型デリカミニの予約がスタートしている三菱ディーラーでは、あくまでも2023年夏頃の発売に向けていち早く注文できるための先行予約であり、2022年12月時点では具体的な仕様や予防安全装備、内装、メーカーオプション、ディーラーオプション、グレード別主要装備&価格帯は何も明らかになっていません。

本モデルの価格帯や見積もり作成、先行注文などは、発売時期となる2023年夏頃の約1ヶ月前が大体の流れになっているとのことで、新型デリカミニも数多くの受注が入るかもしれませんね。

ただその前に、2023年1月13日~15日までの3日間、千葉県の幕張メッセにて開催予定となっている東京オートサロン2023にて実車が特別先行展示される予定ですし、本イベントはカスタムカーショーでもありますから、もしかするとメーカー公式でのアウトドア専用カスタムやオフロード専用カスタムといった、様々なテーマに合わせたユニークなカスタムモデルを拝見することが可能になるかもしれませんね。

ベースはeKクロススペース?

そして今回私が購入を検討している新型デリカミニですが、最も気になるのは「ベースモデルは何なのか?」ということ。

フロントマスクは、ランドローバー新型ディフェンダー(Land Rover New Defender)を彷彿とさせるようなアイコニックでキャッチーな顔つきですし、しかしリヤビューの縦型基調テールランプはeKクロススペースそのもの。

後席スライドドアを採用する軽スーパーハイトワゴンということを考えると、もしかするとeKクロススペースの派生車種ということも考えられるかもしれないですし、スズキでいえばスペーシアギア(Suzuki Spacia Gear)、ダイハツ新型タントファンクロス(Daihtasu New Tanto Funcross)に相当するアウトドア志向の一台なのかもしれません。

パワートレインについても、仮にeKクロススペースがベースになるのであれば軽自動車規格の排気量660cc 直列3気筒自然吸気エンジンモデルと、排気量660cc 直列3気筒ターボエンジンの2種類が展開される可能性が高そうですから、選択肢の幅も広がりますし、タントファンクロスやスペーシアギアと大きく悩みそう。

2ページ目:新型デリカミニのボディカラーは何がおススメ?東京オートサロン2023では全色展示に期待?