フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーが納車されて9か月が経過!後発の新型ステップワゴンや新型セレナ(C28)に負けない商品力を見ていこう

納車されて9か月が経過したが、知れば知るほど新型ヴォクシーは良くできた車だと思う

2022年3月に納車されて9か月が経過した私のトヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]。

走行距離は6,000kmを突破し、普段の近場乗り・街乗りだけでなく、長距離移動や家族旅行用としてもフル活用している一台ですが、実際にこのモデルを所有してみて、他の競合モデルとなるホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)や日産の新型セレナ(Nissan New Serena, C28)よりも優れている点、高い商品力持っているポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。

細かく見ていくと結構なボリュームになるため、何回かに分けてご紹介できればと思いますが、今回は以下の3つを見ていきたいと思います。

①新型ヴォクシーの燃費性能について

②新型ヴォクシーの運転支援機能について

③新型ヴォクシーの駐車・走行支援機能について


新型ヴォクシー・ハイブリッドの燃費はかなり優秀

まずは新型ヴォクシーの燃費性能がかなり優れていること。

私が所有する個体は、排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+新世代ハイブリッドを採用するハイブリッドS-Z[2WD]となるため、カタログ燃費としては以下の通り。

◇WLTCモード平均燃費:23.0km/L

◇WLTC市街地モード平均燃費:22.2km/L

◇WLTC郊外モード平均燃費:25.0km/L

◇WLTC高速道路モード平均燃費:22.1km/L

カタログ燃費としては、WLTCモード平均燃費23.0km/Lとかなり優秀な燃費ではあるものの、実際に6,000km以上走らせての平均燃費は18km/L~20km/Lを行き来する感じ。
注)ただし、この平均実燃費は春頃~秋頃にかけての燃費性能になるため、これからの冬場にかけての実燃費性能は、これよりも悪化することが考えられる

つまりは、カタログ燃費に対して約0.8倍~約0.9倍の実燃費性能をたたき出しているわけですが、何よりも一番ありがたいのは、ミドルサイズミニバンで車内に4人乗せて長距離移動しても、満タン法で800km~900kmは余裕で走らせることができるため、以下のステップワゴンe:HEV/セレナe-POWER(C28)よりも優れていること。

[ステップワゴンe:HEV]
・WLTCモード平均燃費:19.5km/L~20.0km/L
・WLTC市街地モード平均燃費:19.3km/L~20.4km/L
・WLTC郊外モード平均燃費:20.5km/L~21.3km/L
・WLTC高速道路モード平均燃費:18.9km/L~19.2km/L

[セレナe-POWER]
・WLTCモード平均燃費:18.4km/L~20.6km/L
・WLTC市街地モード平均燃費:19.7km/L~21.3km/L
・WLTC郊外モード平均燃費:20.7km/L~22.5km/L
・WLTC高速道路モード平均燃費:17.0km/L~19.2km/L

ちなみに当ブログでは、もう一台所有する新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]でも長距離移動や家族旅行用として重宝していますが、具体的な燃費やこれまでの維持費なども関連記事にてまとめていますので参考にして頂けますと幸いです。

新型ヴォクシー/ステップワゴンのトータルの維持費(ガソリン代や保険代)をまとめているところはほとんど無いと思いますが、両車とも燃費性能は良いので、そこまでガソリン代はかかっていないようにも感じられます。

2ページ目:新型ノア/ヴォクシーでは、後発のステップワゴン/セレナ(C28)には採用されていない魅力的な機能が備わっている?