何か勿体ないな…ホンダ・シビックをベースにしたポルシェ911(993世代)がタイにて販売中!更にフォードGT40の”余りもの”をベースにした新型GT1が世界限定30台のみ販売へ!

フォードGT40のスペアパーツをベースにしたレーシングカーが、世界限定30台のみ販売へ!

続いて、アメリカの自動車メーカーでお馴染みとなるポンティアックが、旧世代のフォードGT40のトリビュートレースカーを製作することを明らかにしました。

2004年にフォードGTを量産車として再導入した際、スペアパーツ用として30台分のシャシーを追加製造したわけですが、その後これらのシャシーが使用されることなく10年以上保管されていました。

その後、様々な経緯があって30セットものシャシーが業者間で取引されたわけですが、最終的にこのシャシーをベースにした究極のハイパフォーマンスレーシングモデルとなる新型GT1を、世界限定30台のみ製造することに。


アメ車ならではともいえる大排気量エンジン搭載で、最高出力1,500馬力

エンジンチューニングから内外装デザインまで、全てフォードが手掛けたわけではないため、実質的にはフォードGTのレプリカモデル?という扱いになるかと思いますが、シャシーは本物で、大排気量&9,000rpmまで回すことが可能なV型8気筒Garrett G35ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力1,500hpを発揮するとのこと。

そして見た目でもお分かりの通り、このモデルは公道仕様ではなくレーシングカーとなります。

ボディパネルのあらゆるところにカーボンファイバが使用され、冷却ダクトもフロントフェンダーに設けられるなど、その見た目はかなりエクストリーム。

巨大リヤウィングも装着されていますが、具体的にどれほどのダウンフォース量を発生するのかは不明。

ちなみにこのモデル、世界限定30台のみの販売で既に先行予約を受け付けており、2023年には最初の4台を製造する予定。

2024年~2025年末にかけて30台分全てを製造するとのことですが、現時点ではあくまでも予定なので、計画よりも遅くなることも考えられます。

車両本体価格は120万ドル(日本円に換算して約1.6億円)と非常に高額ですが、今後内燃機関系のスポーツカーやスーパーカー、レーシングカーが淘汰されていく恐れがあることを考えると、今後その価値を高める一台になるかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS①