遂に来た！？フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンセダンの内装が初公開か？更に中国専売のマイナーチェンジ版・新型レビン(日本名：カローラ)もデビュー
こんなにも早く新型クラウンセダンの内装が見れるとは…と思ったが？
2022年12月30日～2023年1月8日まで年を跨いで開催している中国・広州モーターショーにて、トヨタがフルモデルチェンジ版・新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)を出展するだけでなく、サプライズで新型クラウンセダン・コンセプト(New Crown Sedan Concept)を発表しました。
前回のブログでは、クラウンセダンのエクステリアや細部についてインプレッションしましたが、今回は内装の画像が追加公開されたとのことで、早速インプレッションしていきたいと思います。
【追記】今回追加公開された画像は、中国市場向けとなるクラウンスポーツクロス(New Crown Sport Cross、日本名：クラウンクロスオーバー)の内装でした
https://creative311.com/?p=149990この他にも、中国・広州汽車集団とトヨタの合弁企業である広汽豊田が、マイナーチェンジ版・新型レビン(GAC Toyota New Levin)を発表したため、こちらも併せてチェックしていきたいと思います。
新型クラウンスポーツクロスのインテリアを見ていこう
こちらが今回、広州モーターショーにて出展された新型クラウンスポーツクロスのインテリア。
内装のレイアウトはもちろんのこと、ステアリング形状やメーターフード形状、フローティングタイプの12.3インチディスプレイオーディオ、センターシフト周り、縦2列のドリンクホルダー、建付け式の置くだけ充電(ワイヤレスバッテリーチャージャー)、エアコン操作系、インパネ系は、日本市場やアメリカ市場にて販売されているクラウンクロスオーバーと同じ。
ただ唯一異なるポイントといえば、(オーナメントパネルやシートカラーなどは除き)Aピラーの内側にスピーカーらしきものが設けられているということ。
今回出展されたモデルが中国市場向けで、中国専用装備となるJBLプレミアムサラウンドシステムなどのスピーカーが搭載されるのか、それともクラウンスポーツクロス専用のスピーカーが搭載されるのかは気になるところですね。
日本仕様のクラウンクロスオーバーの内装もチェックしてみよう
ちなみにこちらが、日本市場向けとなるクラウンクロスオーバーG Advanced Leather Packageのインテリア。
横一列＆1枚のディスプレイ風に配したメーター＆ディスプレイレイアウトやメーターフード、シートメモリー付き電動パワーシートなど、細かく見ていくと「クラウンスポーツクロスはクロスオーバーのパーツを上手く流用している」感が伝わってきますね。
おそらくクラウン群として今後ラインナップされるであろうクラウンセダンや新型クラウンスポーツ(New Crown Sport)、そしてクラウンエステート(New Crown Estate)も、こういったレイアウトに流用されるのではないかと予想される一方、クラウンスポーツは後輪駆動ベースとなる可能性が高いため、センターコンソールやレイアウトなども変更されることも考えられそう。
https://creative311.com/?p=149858ちなみに各種の発売時期については、いつもお世話になっているトヨタディーラーでもざっくりとしたスケジュールが配信されているため、クラウンシリーズを検討されている方は参考にしていただけますと幸いです。
改めてクラウンスポーツクロスのインテリアを見ていこう
改めて新型クラウンスポーツクロスのインテリアを見ていきましょう。
ステアリング周りをズームアップした画像になりますが、ステアリング後ろにもある通り、トヨタチームメイト・アドバンスドドライブは装備され、ステアリング形状やスイッチ類もクロスオーバーとほぼ同じ。
そしてパドルシフト(もしくは減速セレクター)は装備されていないように見えますが、この点はグレードによって異なるのか、そもそもラグジュアリーセダンではパドルシフトは不要という考えなのかも？
そしてこちらはセンターシフト周り。
エレクトロマチック式シフトはクラウンクロスオーバーと変わらずで、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能、EVモードスイッチ、トグル式ドライブモードスイッチ、パノラミックビューモニター[PVM]スイッチなど、この辺りの細かなレイアウトもクロスオーバーとほぼ同じ。
あとさりげなく「EVモード」スイッチが設けられていますが、やはり内燃機関ベースの新世代ハイブリッドなのは間違いなさそうで、あとはクラウンクロスオーバーのように排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載する(クラウンロイヤル系？)ハイブリッドグレードや、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジンを搭載する(クラウンアスリート系？)スポーツ志向のハイブリッドグレードがラインナップされるのかも気になる所ですね。