【価格は約1,930万円】中国BYDが新高級ブランドYangWang(仰望/ヤンワン)新型U9を発表!その見た目はトヨタ新型SPORT EVやマクラーレン570Sに酷似?
高級ブランドYangWangが、トレンドにもなっているSUVとスポーツカーの2車種を発表!
中国・広東省深圳市に拠点を置く大手電気自動車メーカーBYD(比亜迪)が2023年1月5日、高級ブランドであるYangWang(仰望/ヤンワン)を立ちあげて初の量産モデル2車種を発表しました。
今回YangWangが発表したのは、新世代プラグインハイブリッド(PHEV)オフロードSUVの新型U8と、ピュアEVスーパーカーの新型U9となっています。
SUVもスポーツカーも、2022年~2023年にかけてトレンドになっている人気カテゴリーですし、おそらくYangWangは、トレンドカテゴリーをベースとしたプレミアムモデルの展開を計画しているのではないかと予想されます。
そのなかで個人的に気になっていた新型U9は、”Gate of Time and Space(時間と空間のゲート)”と呼ばれるデザイン言語を採用しているとのことですが、具体的にどういった顔つきなのか、どれほどのスペックを持ち、どれほどの価格帯にて販売されるのかチェックしていきたいと思います。
その見た目はトヨタやマクラーレン、ランボルギーニの”あのモデル”にそっくり?
こちらが今回公開されたYangWang新型U9。
そのシルエットはまさにスーパースポーツカーそのもので、空力を考慮した複雑なエアロコンポーネントを装備。
フロントグリルを持たない顔つきはピュアEVそのものですが、フロントバンパーを大きく縁取るようなC字型LEDヘッドライト意匠がとても派手で、その見た目はトヨタSPORT EVにも少し似ていたり。
トヨタ新型SPORT EVとは?
こちらが2021年12月にトヨタEV戦略にて15車種のピュアEVを発表した際にラインナップされていたSPORT EVコンセプト。
一部メディアではMR2の再来?ともいわれ、実車ではフロントグリル部分にGR SPORTバッジを貼付することで、ハードコアなピュアEVスポーツカーとなることが期待されています。
そしてこのフロントバンパーを大きく縁取るC字型LEDデイタイムランニングライト?(もしくはヘッドライト意匠)が、中国にて発表されたU9にも似ていたり。
シャープな釣り目のヘッドライト意匠やエアロダイナミクスボディはマクラーレン風?
改めて新型U9のフロントマスクを見ていきましょう。
かなり個性的ともいえるC字型LEDヘッドライトに加え、更に釣り目タイプの三眼LEDヘッドライトらしきものも確認できますが、丸みを帯びたボディシルエットも手伝ってマクラーレン540C/570S/600LTといったスポーツシリーズに少し似ているような気も。
あとは大きく張り出したフロント・リヤフェンダーや、F1スタイルのノーズやイエローのディテールが特徴的なエアロパーツ(フロント・サイド・リヤ)など、一つ一つの主張も中々に強めと感じる一方、「これを高級ブランドから発表してくるとは…一体いくらになるんだろう」と気になる所。
ちなみにこちらはマクラーレンのスポーツシリーズ&ハードコアタイプの600LT。