これもまた酷いな…フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)が大手中古車サイトに一挙6台も出品!「新車登録後は1年間転売・輸出禁止」「1,000万円で販売されている個体も」

ここまで掲載数が増えてくると、今後オークションや中古車サイトでも次々出品されるかもしれないな…

2022年9月に発表・発売されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

おそらくホンダが販売する最後の内燃機関を搭載する6速MTスポーツカーだと思われ、発売から僅か4ヶ月という短い期間で納期3年以上となり、2023年1月下旬には受注一旦停止となる予定で、同時期にホンダ公式ホームページでも一旦停止のアナウンスが入るのではないかと予想されています。

そんなシビックタイプR(FL5)も、新車登録後は「輸出・転売しない」ことを前提にメーカー指定の誓約書にサインを求められますが、残念ながら業者オークションや大手中古車サイト・カーセンサーでも次々と高額値で販売されています。


中古車サイトに掲載されている新型シビックタイプR(FL5)は全部で6台

こちらが2022年1月7日現在、大手中古車サイト・カーセンサーにて掲載されている新型シビックタイプR(FL5)の中古車両たち。

何れも、新車価格の4,997,300円(税込み)よりも2倍近い価格帯にて販売されていることが確認できますね。

各モデルの仕様についてチェックしていきましょう。

①チャンピオンシップホワイト・・・車両本体価格959.9万円(税込み)

まず1台目のシビックタイプR(FL5)から見ていきましょう。

ボディカラーはチャンピオンシップホワイトで、年式は2022年式、走行距離は僅か30km(おそらく街乗り程度に軽く走らせただけ?)、車検有無は2025年10月であることから、納車されたタイミングは2022年10月頃と予想され、所有してから僅か3か月足らずで売却したということに。

気になる車両本体価格は959.9万円(税込み)で、総支払額は980.1万円(税込み)ですが、やはり新車販売価格4,997,300円(税込み)という破格設定で販売されたからこそ、ここに真のタイプRの価値があるのだと思います。

ちなみに販売元は、愛知県名古屋市を拠点とするネクステージ中川 セダンスポーツ専門店さんとなります。

②チャンピオンシップホワイト・・・車両本体価格889.7万円(税込み)

続いて2台目も、チャンピオンシップホワイトのシビックタイプR(FL5)。

年式は2022年式で、走行距離は先ほどよりも更に少ない14km、車検有無も先ほど同様に2025年10月であることから、3か月経たずの売却ということになりますね。

こちらの車両本体価格は889.7万円からとなりますが、1台目の車両と70万円もの差が付いているのも気になる所ではあるものの、諸費用などと足し合わせての総支払額がどれぐらいなのかも気になる所ですね(敢えて安価であることをアピール?)。

ちなみに販売元は、千葉県木更津市を拠点とするHUNT木更津さんとなります。

③チャンピオンシップホワイト・・・車両本体価格980万円(税込み)

続いて3台目も、チャンピオンシップホワイトのシビックタイプR(FL5)。

年式は2022年式で、走行距離は500km、車検有無が2025年10月とのことで、やはり10月は全国的に納車が進んだ貴重な時期だったのかもしれませんね。

ちなみにこのモデル、走行距離500kmと他のモデルよりも距離が伸びているにも関わらず、車両本体価格が980万円なのは理由があり、それもおそらくホンダアクセスのディーラーオプションパーツを装着しているからだと推測。

ちなみに上の画像でも確認できるのは、元々ブラック塗装だったサイドドアミラーカバーがレッドに変更され、これだけで15,400円(税込み)のオプション費用が発生します。

カーボンファイバ製テールゲートスポイラー・・・275,000円(税込み)

まずはコチラのカーボンファイバ製テールゲートスポイラーですが、こちらは275,000円(税込み)と中々にインパクトのある価格帯ながらも、実はイタリアにてオールハンドメイドで作られているため、かなり拘りが詰まった専用パーツなんですね。

輸送費なども含めてこの価格帯にて販売するのは中々にリスクがあると予想されるものの、それでもユーザー一人ひとりにカーボンスポイラーの良さを知ってほしいというホンダの強い想いがあって実現したことだと思いますし、何よりも2022年1月7日時点で在庫が全く無く、「いつ納品されるかもわからない状態」とのことですから、今後その価値を高めるパーツの一つになるのかもしれませんね。

カーボンファイバ製インテリアパネル・・・47,300円(税込み)

そしてもう一つが、こちらもホンダアクセス製のインテリアパネル(カーボン)センターコンソールパネル部[貼り付けタイプ/リアルカーボン×レッドポリエステル綾織り]で、価格帯も47,300円(税込み)と中々に良い価格設定ではないかと思います。

ちなみにこちらの販売元は、北海道札幌市を拠点とするMID Cars Sapporo Minami店さんとなります。

2ページ目:カーセンサーでも1,000万円を超えるシビックタイプR(FL5)も?