フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の人気恐るべし…今度は豪州にて1年分の受注が僅か24時間で完売。ヘネシーがレーシング仕様の新型ヴェノムF5レボリューションを発表

新型シビックタイプR(FL5)は日本だけでなくオーストラリアでも高い人気を得ているようだ

2022年12月に発表・発売されたばかりとなるオーストラリア市場向けのフルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

何とこのモデルが発売されて僅か1日足らずで、2023年(1年分)の割り当て台数が全て完売したとのことで、2023年1月時点では2024年半ばまでの長納期状態になっているそうです。

日本市場では2022年9月に発表・発売され、既に2年以上の長納期状態となっていますが、オーストラリアでもシビックタイプR(FL5)の注目度は相当に高いと思われる一方、ホンダとして最後の内燃機関&6速MTのスポーツモデルとなる可能性が高いことから、オークションや中古車市場にて高額値で取引・転売が行われるのではないか?とも予想されているようです。


一部のホンダディーラーでは最大2年の長納期に?

オーストラリアカーメディアDriveの報道によると、正式な初年度の生産・割り当て台数は公表していないものの、地元ホンダディーラーでの取材によると「600台/年」とのこと。
※日本市場向けは月販売目標 約400台なので、年間だと4,800台

オーストラリア市場では、新型シビックタイプR(FL5)に興味を示すユーザーが4,000人以上とのことで、おそらく初年度(2023年)分は即完売するのではないか?と予想されていましたが、まさか24時間以内に完売するとは…もしかすると発表・発売前の先行予約段階で初年度分は既に完売していたのかもしれませんね。

そして2023年1月時点での最新納期情報が2024年半ばとのことですが、一部販売店では既に2025年(約2年)にズレ込む恐れがあるとのことですし、今後も受注は更に増えていくことが予想されます。

オーストラリア市場向けの新型シビックタイプR(FL5)は、先代FK8よりも12,000オーストラリアドル価格アップの72,600オーストラリアドル(日本円に換算して約660万円)にて販売。

先代FK8は、2017年10月~2021年半ばまでにオーストラリア市場にて販売された台数は1,200台~1,300台といわれていますが、おそらく新型シビックタイプR(FL5)は僅か2年ほどで台数を更新するのではないかと予想されています。

製造元は日本の寄居完成車工場で、オーストラリアのユーザー向けに一番最初に納車が始まるのは2023年2月~3月頃とのこと。

早期的に納車された車両に関しては、日本同様にオークションもしくは中古車サイトにて異常な価格帯にて転売される可能性が高そうですが、ホンダとしては「受注を受け付けた分は全て生産する」体制を整えているとのことで、この体制が転売の抑止力につながるかはわからないものの、抽選や限定モデルにしなかったところは「ホンダ頑張ったな…」と感じるところでもあります。

2ページ目:ヘネシーパフォーマンスが世界限定24台のみとなる新型ヴェノムF5レボリューションを発表!