日産大丈夫か…事前に注文していたフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(T33)専用のディーラーオプション「インテリアLEDバルブパック」が装着できないことが判明
さすがにメーカー側も販売前にチェックしているはずなのだが…
2022年12月に私に納車されてもうすぐ1か月が経過する日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。
私がいつもお世話になっている日産ディーラーにて、納車後無料1ヶ月点検を受けると同時に、納車前に諸々の理由で取付けができていなかった「インテリアLEDバルブパック」の作業依頼をお願いしていたのですが、今回このオプションで問題が発生したとのこと。
っというのも、この純正ディーラーオプションが「とある理由で装着できない」ことが判明し、日産ディーラーからメーカーの方に確認している状態とのことでした。
その「とある理由」とはどういったものなのか、早速チェックしていきましょう。
ディーラーオプションの「インテリアLEDバルブパック」は、パノラミックガラスルーフ付きだと装着できない
こちらが今回、私の新型エクストレイルe-POWER(T33)に装着できなかった純正ディーラーオプションのインテリアLEDバルブパック。
2023年1月10日時点でも日産の公式ホームページでも確認可能なオプションなのですが、実はこの装備、上位グレードのみメーカーオプションにて装着可能なパノラミックガラスルーフ付きだと「2列目天井のルームランプだけが装着できない」ことが判明(フロントマップランプとラゲッジランプは装着可能)。
上の画像でも確認できるかと思いますが、適用グレードは「全車」であることが確認できますし、日産ディーラーでも「パノラミックガラスルーフ付きの車両」であっても、「パノラミックガラスルーフが非装着の車両」であっても見積もりに追加設定できるシステムになっているようです。
ディーラーオプションに掲載されている画像は、中央のスペースにLEDルームランプを装着
ただ貼付されている画像にもありますが、LEDルームランプが装着されているのは「パノラミックガラスルーフが非装着」の個体になり、ルームランプも中央に装着されているのが確認できるかと思います。
パノラミックガラスルーフ付きは、天井の両サイドにルームランプが計2個設けられる
一方で、こちらが私のパノラミックガラスルーフ付きのエクストレイル(T33)。
画像でもお分かりの通り、2列目の天井中央だとガラスルーフと電動サンシェードが設けられて物理的に装着できないため、必然的にその両サイドに設けることになるんですね。
そうなると、ディーラーオプションのLEDバルブの規格が全く異なるため装着不可能に…
日産ディーラー側も「なぜこうなった…全く規格が違うんだけど…」と驚きを隠せなかったそうで、すぐにメーカーにもクレームの連絡を入れているそうですが、そうなると全国のパノラミックガラスルーフ付きの個体に限り、インテリアLEDバルブパックは装着できないことになるはずなのですが…なぜ今までメーカー側は気付かなかったのかは疑問(2022年7月に発売されて半年近くが経過している)。
2ページ目：メーカーは今回の件について気付いていない？別の理由で全国のディーラーで同様の報告例は挙がっていなかったのか？