まだまだ長納期化しているトヨタ新型カローラクロス。今度はプラチナホワイトパールマイカの「塗料不足」が原因で納期が延びているようだ
新型カローラクロスを新車オーダーしている方の約40%がプラチナホワイトパールマイカを選択している模様
2021年9月に発表・発売され、すでに1年4ヶ月以上が経過しているトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)。
私も約1年ほどプラチナホワイトパールマイカの新型カローラクロス・ガソリンZ[2WD]を所有していましたが、どうやらこのボディカラーの個体が納期遅れの要因になっているようです。
ガソリン/ハイブリッド(HV)モデル共に、2022年夏~秋頃にかけて既に受注停止となっていましたが、2022年12月~2023年3月に国内向けの生産振り分けが増えたこともあって、一瞬だけガソリンモデルの注文枠が追加されたり、長納期の関係でカローラクロスをキャンセル → キャンセル待ちのユーザーにカローラクロスを提案するなどの動きもありましたが、2023年1月現在は同年秋頃の一部改良に向けて生産調整が行われているようです。
プラチナホワイトパールマイカはリセール面でも大きく影響する模様
こちらがプラチナホワイトパールマイカの新型カローラクロス。
私がお世話になっているトヨタディーラー曰く、本モデルを新車オーダーする際に全体の約4割がプラチナホワイトパールマイカを選択しているそうで、有料色ではあるものの、リセール面でも大きく影響するようです(私も売却する際は、概ね新車の乗出し価格だった)。
トヨタディーラー曰く、新型カローラクロスで人気のカラーラインナップは以下の通り。
1位:プラチナホワイトパールマイカ<089>
2位:アティチュードブラックマイカ<218>
3位:ダークブルーマイカメタリック<8W7>
4位:シルバーメタリック<1L0>
5位:センシュアルレッドマイカ<3T3>
カローラクロスを公道で見ない日は無い程に納車が進んでいるとは思いますが、やはり割合的にはプラチナホワイトパールマイカの方が圧倒的で、アティチュードブラックマイカも頻繁的に目撃するようになりました。
プラチナホワイトパールは思いのほか汚れが目立ちにくい?
実は私が初めてホワイトカラーの個体を購入したのがカローラクロスでしたが、実際に約1年間所有して見て感じたことは、「雨や泥水などで濡れても、そこまで汚れが目立たなかった」ということ。
納車直後にコーティング施工していたということもありましたが、特にミネラル分の汚れが目立ったことはほとんど無かったですし(その周りの無塗装ブラックの樹脂モールディングは汚れが目立っていましたが…)、「ブラックのボディカラーを維持するのに比べたら断然ラク」ということを実感。
長納期の要因は、塗装工程の多さと塗料不足
ちなみにこのボディカラー、人気カラーである一方で有料色でもあるため、どうしても塗装工程が多く、塗料も多く使用することから「塗料調達不足」が生じているとのこと。
そのため、当初の納期予定から+1ヶ月~+2か月ほど遅れている方も少なくはなく、私がお世話になっているトヨタディーラーでも、2023年2月納車予定だったのが、同年3月もしくは4月と少し曖昧になっているそうです。