(2023年)マイナーチェンジ版・(中)日産の新型シルフィe-POWERの開発車両をスパイショット!何と内装はメルセデス風でアンビエントライト付き…日本での市販化の可能性は?

遂にFMC後”初”となるマイナーチェンジ版・新型シルフィe-POWERの開発車両をスパイショット!

中国の東風汽車と日産自動車の合弁企業となる東風日産がラインナップするフルモデルチェンジ版・新型シルフィ(Nissan New Sylphy)/新型シルフィe-POWER。

2022年10月、フルモデルチェンジ後”初”となるマイナーチェンジ版・新型シルフィのエクステリアが、中華人民共和国工業情報化部(MIIT)よりリークされ大きな話題となりましたが、今回遂に本モデルの開発車両がスパイショットされました。

おそらく2023年春頃にはデビューすることが期待される新型シルフィですが、どうやら新色としてアイスロック×サファイアブラックと、スカイラインレッド×オブシディアンブラックの2トーンカラー2種類がラインナップされるとのことです。


スパイショットされた新型シルフィe-POWERの開発車両を見ていこう

こちらが、今回初めてスパイショットされたマイナーチェンジ版・新型シルフィe-POWERの開発車両。

以前MIITによってリークされたこともあり、ボディ全体に分厚いカモフラージュラッピングによる偽装はされていないものの、日産独自ともいえるVモーショングリルに加え、より洗練された近未来的な顔つきへとアップデート。

e-POWERモデルとガソリンモデルでフロントグリル意匠が異なるというのもユニークですが、今回スパイショットされたe-POWERモデルのグリルパターンは、新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)にもあるような短い水平基調のクロームメッキ加飾付きで、中国ユーザーの嗜好に合わせて高級感を加味。

ガソリンモデルの新型シルフィも中々にカッコいい

なお参考までに、こちらがガソリンタイプの新型シルフィ。

フロントグリルは基本的に水平基調ですが、こちらはショートタイプのクロームアクセントではなくロングタイプでラグジュアリー感を演出。

パワートレインによってはグリル意匠が異なるのもユニークですが、中国ではどちらのデザインが好まれるのかも気になる所です。

ノート/アリアにて見られるタイムレスジャパニーズフューチャリズムを採用?

改めてe-POWERモデルの新型シルフィを見ていきましょう。

もう少し間近で見てみるとこんな感じ。

フロントグリルの左側には大きく”e-POWER”のデカールを貼付。

そして先ほどのスパイショット画像も含めて、ヘッドライト直下には水平基調のLEDデイタイムランニングライトが設けられ、このデイライトに沿ってVモーショングリルフレームがつながるようなレイアウトになっていることから、ノートオーラ(New Note Aura)やアリアのような”へ”の字をイメージしているのかもしれません。

この角度から見ると、新型ノート(New Note)/アリア(New Ariya)にも見られる新デザイン言語「タイムレスジャパニーズフューチャリズム(意味:時代を超えた日本の未来派)」を落とし込んでいるようにも見られ、恐らく今後の日産の新世代モデルにも、このデザイン言語が盛り込まれるのではないかと予想されます。

フロントエンドにも、大きな新生”NISSAN”エンブレムが採用されていますが、マイチェン前は旧世代のNISSANエンブレムでした。

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