フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンで冬場に乗ってみての不満と満足。「雪が積もると雪落としが大変」「FF&TRC ONでもトルクモリモリでスタックし辛い」

(続き)ホンダ新型ステップワゴンの満足・不満点を見ていこう

不満:ステアリングヒーターが装備されていない

続いては、ホンダ新型ステップワゴンにステアリングヒーターが装備されていないこと。

これは購入前からわかっていたことではあるものの、改めて真冬にミニバンを動かすとなると、車内はかなり広く、温風が車内に行きわたるのも時間がかかるため、そういったときに局所的なところの暖というのは大事になってくると思います。

そういったときに、シートヒーターやステアリングヒーターがあると非常に便利なのですが、私が所有するe:HEV SPADA PREMIUM LINEでは、シートヒーターはフロント・リヤ(2列目)のみ3段階調整付で設けられているものの、残念ながらステアリングヒーターは設けられていません。

ちなみに競合モデルの新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)、そしてエントリーミニバンの新型シエンタ(New Sienta)だと、メーカーオプションにてステアリングヒーターを装備していて、新型フィット4(New FIT4)の場合だと、上級グレードLUXEではステアリングヒーターが装備されているため、こういったところで地味にヒエラルキーが逆転しているところは謎。

SPADA PREMIUM LINEというゴージャスなグレード名が付けられているのであれば、もう少し装備内容にこだわりを持ってほしかったところです。


満足:車高やフロントウィンドウが高いからか、跳ねた雪がフロントウィンドウに付着しにくい

これは積雪時でも改めて体感したことなのですが、ステップワゴンの運転席から見る視界は広範囲だけでなく、車高が高かったり、ウィンドウの位置も高いからなのか、前方車両が搔きあげた雪や、反対車線から飛んでくる雪がフロントウィンドウに付着し辛いということ。

これが車高の低いクーペクロスオーバーやハッチバック、セダンなどになってくると、おそらく雪がフロントウィンドウに付着して、運転中の視界の妨げになってしまうのだと思いますが、ステップワゴンではそういったことが今のところ起きていないため助かっています。

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