まさかの悲劇…フェラーリ・ローマが高級車ディーラーのカーエレベーターの故障により落下→救出に約4時間…(米)レクサス新型RZ450eのグレード別価格帯が判明

まさかカーエレベーターが故障してフェラーリが大破するとは…

フェラーリのエントリークーペモデルで大人気の新型ローマ(Ferrari New Roma)。

排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンをフロントミドシップに搭載し、最高出力620ps/最大トルク760Nmを発揮、トランスミッションは8速DCT、0-100km/hの加速時間は3.4秒にて到達します。

日本価格では約2,750万円からとなりますが、このモデルを海外の高級カーディーラーにて駐車する際、カーエレベーターの故障により落下→車体が損傷し、救出が困難となるようなトラブルが発生しました。

幸いけが人はいなかったそうですが、車体の損傷は大きい上に修理費用も高額になることは想像に難しくなく、故障したカーエレベーター含めるとフェラーリのスペチアーレモデルが購入できる金額ではないかと予想されます。


トラブルが発生したのは、アメリカの高級カーディーラー

今回大きな事故・トラブルが発生したのは、アメリカ・フロリダ州パームビーチ郡の高級カーディーラーで、上の画像にもある通り、カーエレベーターが故障したことでシルバーカラーのフェラーリ新型ローマが落下してしまい、まるでぶら下がっているかのような状態になっていることが確認できます。

この角度からでもわかる通り、ローマの角度は極めて不安定ではあるものの、そのままルーフから着地するように倒れることなく、ドライバーもケガすることがなかったのは不幸中の幸いですが、落下したローマも、故障したカーエレベーターの修理費用も相当なものになることが予想できます。

落下したローマを救出するのに約4時間もかかった

今回の一件について、パームビーチ郡消防救助隊は公式SNS Facebookにて「落下した車両を救出するのに約4時間もかかった。現場に到着したときには、車両から燃料が漏れていたため、最悪の場合炎上する恐れもありましたし、オイル漏れの元となっていたエンジンをとり外すことも困難でした」と投稿。

そのため、消防署は燃料漏れに伴うリスクを軽減するため、建物全体の電力を遮断し、携帯用スタンドパイプを設置。

その後、ローマを救出するために引っ張り上げることに成功したわけですが、画像を見てもお分かりの通りかなり大きな損傷になっていますね。

今回落下したローマは、整備目的で持ち込まれたものなのか、それとも仮置きするために移動させたものなのかはわからないものの、納車されて1年も経過していない新車とのことですから、オーナーのショックも非常に大きいのではないかと思います。

カーエレベーターが故障した原因は不明

ちなみに落下したローマを救出する際、新しい回転レッカーや45フィートのブーム、約22.7トンのウインチの使用が必要であったことも報告していて、適切な判断で救出したおかげで炎上することなく救出することに成功。

カーエレベーターが故障した理由については明らかになっておらず、引き続き原因を調査しているとのことですが、落下した画像を拝見する限りだと、ローマがエレベーターコンパートメントの上に乗り、その下にドアが押しつぶされているように見えることから、誤ってエレベーターシャフトに転がり込んだ可能性も考えられそうです。

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