かなりカッコいいぞ!(米)スバル新型クロストレックSportが世界初公開!ウィルダネス風のオフロードスタイルでオレンジ加飾付きと遊び心満載

ウィルダネスと云い、アメリカ市場向けは魅力的なグレードが多い

2022年11月、日本市場でもXVの後継車種として発表・発売されたスバル新型クロストレック(Subaru New Crosstrek)ですが、遂にアメリカでも正式にデビューしました。

2023年2月9日より開催されているアメリカ・シカゴモーターショー2023に出展された新型クロストレックですが、メインで発表されたのは日本市場向けではラインナップされていないスポーツ(Sport)グレード。

オフロード志向のエクステリアで、レガシィアウトバック(New Legacy Outback)やフォレスター(New Forester)に設定されるウィルダネスグレードに近いゴツゴツしたデザインが特徴的なのですが、「なぜ日本市場にも導入しなかったんだ…」と思うほどにクール。

今回は内外装デザインだけでなく、グレード別価格帯も判明しているのでチェックしていきたいと思います。


新型クロストレックSportのエクステリアをチェックしていこう

こちらが今回、世界初公開されたアメリカ市場向け新型クロストレックsportのエクステリア。

日本市場では前輪駆動[2WD]/四輪駆動[4WD]の両方をラインナップしますが、アメリカ市場では四輪駆動[4WD]のみの設定となっています。

そしてエクステリアを見ていくと、何ともアクティビティなミリタリーグリーンのボディカラーをベースに、イエローもしくはオレンジ加飾のアクセントが追加されることで、遊び心だけでなくオフロードグレードのウィルダネスを彷彿とさせるエクステリアにアップデートされています。

最低地上高は221mmとSUVモデルのなかでも比較的高めの車高だと思われますが、フロントスポイラーやフロント・リヤフェンダーモールなどの樹脂パーツなども手伝って、アウトドアはもちろんのこと、オフロードでも走らせたくなるようなワクワクする見た目に。

フロントやサイドだけでなく、リヤにも縦型基調のオレンジ加飾のようなものが確認でき、かなり個性的なエクステリアに仕上げられている新型クロストレックsport。

あくまでも追加の加飾はスポーツグレードに限定されますが、ここまで遊び心を持たせてきたのはユニーク。

エンジンは2種類をラインナップ

そして気になるパワートレインですが、アメリカ市場ではエントリーグレードと上級グレードで異なるエンジンを搭載するとのことで、SportとLimitedグレードでは排気量2.5L 水平対向4気筒エンジンを搭載し、最高出力182hpを発揮。

そしてBaseとPremiumグレードにおいては、排気量2.0L 水平対向4気筒エンジンのノンハイブリッドを搭載し、最高出力152hpを発揮するとのこと。

新型クロストレックSportのインテリアも中々にオシャレ

続いてインテリアも見ていきましょう。

内装はアメリカ市場向け専用のSportグレードとなりますが、ブラックを基調としつつオレンジアクセントの差し色はエクステリアと同様。

運転席の足元を見ていくと、Sportグレード特有のアルミペダルも標準装備されています。

シート表皮はファブリック系になりますが、座面部分には独特のアクセントが追加されてオシャレ。

天井にはサンルーフが装備されていますが、サンシェードは手動でのスライドになります。

後席もファブリックもしくはクロスタイプになりますが、フロントシートに比べるとオレンジ色の差し色は無く、シンプルなブラックのみで少し味気ない印象がありますね。

ただ後席専用の格納式センターアームレストや、USBポートが設けられていますが、なぜか後席用ベンチレーション(エアコンの吹き出し口)は無さそうです。

2ページ目:アメリカ市場向け新型クロストレックのグレード別価格帯は?