こんなことがあった。フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)で道の駅へ→青年に声をかけられ「運転してみたい」とのリクエストを受けるも、実は相手はAT車限定免許だった件

新型シビックタイプR(FL5)のお陰で声を掛けていただくことが増える一方、ちょっと怖いと感じたことも

2022年10月に納車されてもうすぐ4か月が経過しようとしているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

ありがたいことに、このクルマに乗るようになってから多くの方に声をかけていただけるようになり(特にスポーツカー乗りの方々)、改めて「シビックタイプR(FL5)って周りを惹きつける力があるんだなぁ」と感じるばかりです。

ただ、色々な方に声をかけていただける一方で「より一層気を張らないと、後々大変なことになるかも…」と怖く感じることもありましたので、今回は実際に起きたエピソードをお話したいと思います。


新型シビックタイプR(FL5)で道の駅に向かったときだった

先日、雲一つない晴天だったため、シビックタイプR(FL5)で軽く公道を走らせた後、ちょっとした休憩地点として活用している道の駅があるのですが、そこでお手洗いも兼ねて休憩することに。

この道の駅では、「この店舗にしか販売していない限定品」があり、県外から来られる方も多いですし、スポーツカー好きの方も多く集まるちょっとした穴場にもなっているのですが、そこでたまたま遭遇したのがスポーツカー好きの若い青年2人組。

その方々はトヨタの某SUV1台で県外から来られたそうで、この道の駅に立ち寄ったらタイプRが停まっていたので「ちょっとオーナーに話を聞いてみるか」ということで声をかけていただけることに。

若者2人は車が大好きだそうで、トヨタGR86や日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)、スバルBRZ、マツダ・ロードスター、そしてホンダ・シビックタイプRといったスポーツカー系も大好物なのだそう。

青年A:「ちょっとタイプRに乗ってみてもイイですか?」

そこで一人の青年Aが、「僕、トヨタ86に乗ってるんですけど、タイプRも凄い気になってるんですよ。ちょっと見せてもらってもイイですか?」と笑顔で聞いてきたので、私も「大丈夫ですよ、どうぞ」とキーをアンロックすることに。

青年Aはドアを開けたところ「凄いしっかりしてる!」と驚きつつ、スムーズに車内へと乗り込み、車内を軽く見渡したあとにクラッチペダルを踏みながらシフトチェンジしてはフィーリングを確認していて、「すっげぇ滑らか」と終始興奮。

こういった表情を見て私も「本当にスポーツカーが好きなんだなぁ」と思っていたのですが、しばらくして青年Aが「少しだけ運転させてもらうことってできますか?こんなこと二度とないかもしれないですし、もう買えないので…」と懇願。

私もそこまで時間が押し迫っていたわけでもないため、助手席もしくは後席に乗ること前提で「大丈夫ですよ」と言いそうになったのですが、もう一人の青年Bがボソッと一言。

青年B:あれ、お前ってMTの免許もってたっけ?

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