フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアのグレード構成とパワートレインが判明。なお発売時期は2023年6月7日を予定
グレード別価格帯の配信については、2023年5月のゴールデンウィーク明けが濃厚のようだ
2023年5月に発表/同年6月7日に発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。
前回のブログにて、中国でのプレスカンファレンスもしくは研修会にて公開されたティーザー動画が、中国SNSサイトを通してリークされ、更に新型アルファードと思われる内外装デザイン(エクステリアデザインはリヤ部分のみ)がほぼほぼ明確になりました。
その後、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーでも前述の発売時期に加え、一部グレード構成並びにパワートレインの情報がメーカーから配信されているとのことで、早速その中身をチェックしていきたいと思います。
※既出の情報になってしまうとは思いますが、予めご了承ください
パワートレインは大きく3種類!アルファード/ヴェルファイア共に発売されるぞ
今回販売される次期アルファード/ヴェルファイアですが、当初このモデルに関する噂が報じられたときは「ヴェルファイアは廃止」と報道されていましたが、実際のところはどちらもラインナップされるとのこと。
しかもちょっとユニークなのは、ハイブリッドパワートレインはアルファード/ヴェルファイアともに共通なのに対し、ガソリンエンジンはそれぞれで異なるということ。
具体的には以下の通り。
[アルファード]
◇排気量2.5L A25A-FKS型直列4気筒自然吸気エンジン[2WD/4WD]
◇排気量2.5L A25A-FXS型直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+第4世代ハイブリッド[2WD/E-Four]
[ヴェルファイア]
◇排気量2.4L T24A-FTS型直列4気筒ターボエンジン[2WD/4WD]
◇排気量2.5L A25A-FXS型直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+第4世代ハイブリッド[2WD/E-Four]
上の一覧の通り、レクサス新型NX250のA25A-FKS型の自然吸気エンジンをベースとしたガソリンモデルで、新型ヴェルファイアは、新型RX350/NX350に搭載されるT24A-FTS型のターボエンジン。
アルファードはショーファードリブン、ヴェルファイアはドライバーズカーの位置づけか
おそらくですが、アルファードはフラッグシップショーファーカー/ショーファードリブンという立ち位置を守りつつ、より快適で優雅なひと時を提供するのに対し、ヴェルファイアはロングドライブを堪能しつつも、ドライバーズカーらしいキビキビ且つスポーティな走りを提供するラージサイズミニバンという位置づけなのかもしれません。
現行30系の場合だと、どちらもパワートレインが同じでありながらも、アルファードにオーダーが集中していたこともあって、おそらくトヨタとしても両モデルの販売バランスを均等にすること、それぞれのキャラクターを明確にすることを目的にパワートレインを違うものに設定したのだと考えられますが、個人的に新型ヴェルファイアに2.4Lターボを設定してくるのは大賛成ですし(ミニバンとしては初)、2.5L自然吸気系でパワー/トルク不足に感じているユーザーからすると魅力的な一台ではないかと思います。