ようやくバケモノ燃費復活!フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタで高速道路へ→15インチスタッドレスタイヤ装着でも27km/L以上の低燃費
新世代ハイブリッド(THS)ではないにしても、やはり新型シエンタの燃費は優秀だ
2022年10月に私に納車されて5か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。
秋頃に納車されたこともあり、15インチの純正サマータイヤ装着で28km/L~32km/Lの低燃費を維持するも、冬場に入ってからは外気温の低さや積雪時の荒れた路面の影響でバッテリーの消耗も激しく、実燃費としては18km/L~24km/Lと大きく悪化したものの、2023年3月に入ってから外気温も少しずつ高くなり、雪も解けてようやく新型シエンタの燃費も回復傾向に。
今回は、外気温高め&15インチのスタッドレスタイヤを装着しての高速道路での実燃費をチェックしていきたいと思います。
外気温14度ぐらいの夜間でも27km/L以上の低燃費は嬉しい
早速シエンタHEVの実燃費についてチェックしていきましょう。
走行条件としては、上述にもある通り15インチスタッドレスタイヤ(ブリヂストン製ブリザックVRX2)で、外気温は13度~15度、小雨で路面もハーフウェット状態、乗員数は1人、エアコン無しでシートヒーター(LOW)のみとなります。
上の画像は、トヨタオーナーズアプリMY TOYOTA+にある「マイカーログ」のデーターを抽出したものになりますが、注目してほしいポイントは区間走行距離89kmのところで、運転時間が1時間32分、平均燃費27.6km/Lという項目。
高速道路でオールACC活用
この項目は、片道 約45kmの高速道路+下道を走行しての区間記録となりますが下道が約10kmで、残り35kmが高速道路という内訳。
高速道路については、夜間ということもありほとんど車は走っていなかったため、法定速度ギリギリに設定したアダプティブクルーズコントロール[ACC]で左車線を走行していたわけですが、そのときの往復燃費が27.6km/Lというのはかなり優秀ですし、何よりもアクセル操作で速度をキープする必要がないため身体的にも精神的にも楽。
15インチスタッドレスタイヤでここまで優秀であれば、純正15インチサマータイヤは更に伸びそう
15インチのスタッドレスタイヤを装着していることも影響してなのか、さすがにカタログ燃費を超えることは無かったものの、それでもWLTC高速道路モード燃費(27.8km/L)とほぼ同じということを考えると、より転がり抵抗の低いサマータイヤであれば、もしかすると28km/L~30km/Lに到達していたかもしれませんね。
WLTCモード平均燃費:28.4km/L
WLTC市街地モード燃費:27.5km/L
WLTC郊外モード燃費:30.2km/L
WLTC高速道路モード燃費:27.8km/L
ACCを活用しなくとも区間平均燃費は27.7km/L
こちらのマイカーログも見ていくと、片道 約30kmほどの高速道路+下道でも、アダプティブクルーズコントロール[ACC]を活用しない場合でも27.7km/Lを記録。
このときの路面はドライだったと記憶しますが、外気温は10度以下と少し低め。
今回の検証では、積雪ではないにしても、15インチスタッドレスタイヤでも十分カタログ値に迫る低燃費であることがわかりましたし、今度は同じ道を純正のサマータイヤにて走行したときに、どれだけ燃費が異なるのかもチェック&比較したいところです。