(2024年)マイナーチェンジ版・ヒョンデ新型ソナタが世界初公開!新型クラウン風の一文字センターランプに加え、上品さとスポーティさを兼ね備えた新たなミドルサイズセダン

2019年に8代目としてフルモデルチェンジしたときも大きく変化したが、マイナーチェンジで更にアグレッシブに

韓国自動車メーカーでお馴染みヒョンデ(旧ヒュンダイ、現代自動車)が、ミドルサイズセダンとしてラインナップしているソナタ(Hyundai New Sonata)をマイナーチェンジ。

2019年に8代目としてフルモデルチェンジを果たしてから4年が経過しますが、今回のマイナーチェンジは大幅改良レベルで、フロントマスクもトヨタ新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)を彷彿とさせるセンター一文字のLEDライトを搭載。

更にハイパフォーマンスグレードのN-Lineでは、新デザインの両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストシステムをインストールするとのことですが、内外装含めどこまで大幅に変更されたのかチェックしていきましょう。


マイナーチェンジ前の面影が感じられないほどに大きく変化したフロントマスク

こちらが2023年3月27日に世界初公開された、マイナーチェンジ版・新型ソナタ。

ヒョンデがこれまでラインナップしてきた、クロスオーバースタイルのコナ(KONA)やミニバンタイプのスターリア(Staria)、そしてフラッグシップセダンのグレンジャー(Grandeur)と共通のデザイン言語となる一文字センターLEDライトを搭載。

一文字センターライトは、スタイリングによってデザインの良し悪しが大きく変化してくるところですが、ミドルサイズセダンの新型ソナタでは特に違和感なく近未来的な上にアグレッシブ。

更にヘッドライトは独立式の水平基調にすることでワイド感と抑揚が得られていますが、ヘッドライトやデイライトを独立にすると、どうしてもフロントマスクの面積が大きくなりがちで、SUVやミニバンに採用するケースが多いかと思いますが、ヒョンデの場合はセダンでも十分マッチしているのはグッド。

見る角度によっては、トヨタ新型クラウンクロスオーバーや新型クラウンセダンを彷彿とさせるものがあり、足もとのアルミホイールも19インチの新意匠に仕上げられています(独特のスパイラルスポークがユニーク)。

ちなみにこちらが、マイナーチェンジ前の現行ソナタのエクステリアデザイン。

改めてこうして見比べてみると全くの別物レベルだと思います(ボディスタイルも似ているようでちょっと異なる?)。

テールランプ周りはシンプルに

こちらはテールランプ。

マイナーチェンジ前でもセンター直結式の一文字タイプで、両サイドがトランクリッドまで伸びあがるような個性的なテール意匠でしたが、今回の新型ではフラットを意識し、シンプルでありながらも新型プリウス(New Prius)っぽい仕上がりに。

さらにヒョンデのエンブレムでもある”H”バッジは、一文字テールランプの上から直下に変更され、スタンダードモデルとハイパフォーマンスモデルのN-Lineではバンパーデザインが変更され、リアが少しアグレッシブに変化しています。

参考までに、こちらがマイナーチェンジ前の現行ソナタのリヤテールランプ。

どことなくホンダ・シビック(Honda Civic)っぽいデザイン言語が盛り込まれていますが、ここからシンプルな一文字に変更してきたのは意外でしたね。

2ページ目:新型ソナタは、エクステリアだけでなくインテリアも大きく変化してきた?