一体いくらになるんだ…映画「ワイルド・スピード」の劇用車として使用された日産スカイラインGT-R R34が競売へ!ポール・ウォーカー好みにカスタムされ、予想落札価格は1億円を超えそうだ
過去に出品されたことのある超希少なスカイラインGT-R R34が再び登場!
2023年5月19日に放映される映画最新作の「ワイルド・スピード/ファイアーブースト」。
このワイルド・スピードシリーズに過去登場していたのが、ブライアン・オコナー役で有名な故ポール・ウォーカーでした。
彼がシリーズ4のときに運転していたという2000年式の日産スカイラインGT-R R34(Nissan SKYLINE GT-R R34)ですが、何とこの劇用車が海外オークションサイトBonhamsにて出品されることが明らかとなりました。
実はこのモデル、ネットオークションに出品されたことのある有名車両で、予想落札価格は最低でも1億円を超えるものと予想されています。
爆破シーンにて破壊されたスカイラインGT-Rの多くがレプリカだった
こちらが2023年4月28日にBonhamsオークションにて出品されるベイサイドブルーのスカイラインGT-R R34。
日産の車台番号としては「BNR34-400109」で、改造シャシー番号は「1K1AAWDD77K400109」となっています。
このモデル、映画「ワイルド・スピード」にて爆破するシーンがあり、その撮影用としてスカイラインGT-R R34のレプリカ6台(いわゆるスタントカー)が使用されたとのことですが、今回出品される個体は本物のR34とのことで、しかもポール・ウォーカーが実際に運転していたとのこと。
※レプリカに使用されたのはノンターボ仕様のスカイラインGTに専用ボディキットをインストール
ポール・ウォーカーがカスタム計画に携わっていた唯一のスカイラインGT-R R34
見た目はV-Specに近いエクステリアですが、厳密にはカイゾー・インダストリーズ(Kaizo Industries)のダリル・アリソンが、ポール・ウォーカーから「特別な仕様に合わせて欲しい」との依頼を受けて特別カスタム。
ポール・ウォーカーがR34のカスタムに関わっているだけでも十分レアものですが、それを実際に劇用車として乗っていただけでも、とんでもないプレミア価値が付きそうですね。
インテリアの専用ダッシュボードだけで約138万円
インテリアはこんな感じ。
オリジナルのロールケージや特注のダッシュボードに取り付けられたPC、そしてポール・ウォーカーが座っていたというOMP製カスタムレーシングバケットシートを装備。
ちなみにこのダッシュボードモニターには、8,500ポンド(日本円に換算して約138万円)近くのカスタム費用が掛かっていると言われています。
内装は特にこれといった汚れなども新品に近い状態ですし、おそらく走行距離も撮影終了以降ほとんど伸びていないと思われます。