一体いくらになるんだ…映画「ワイルド・スピード」の劇用車として使用された日産スカイラインGT-R R34が競売へ!ポール・ウォーカー好みにカスタムされ、予想落札価格は1億円を超えそうだ

2023-05-07

アメリカ独自の輸入規制「25年ルール」に引っ掛かるはずの日産スカイラインGT-R R34だが…?

引き続き、映画ワイルド・スピードの劇用車として使用された日産スカイラインGT-R R34を見ていきましょう。

足もとにはVolk Racing製の19インチ×11JのRE30ホイールを装着し、ブレーキキャリパーはRotora製でレッドに塗装、ブレーキディスクローターはドリルドタイプと非常にスポーティ。

ちなみにこのモデル、年式としては2000年になるため、アメリカ独自の輸入規制となる「25年ルール」を満足しない一台(2025年以降じゃないと輸入規制が緩和されない)。

この規制をクリアするためには、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA, national highway traffic safety administration)が一定の要件を認めた場合、「Show or Display(ショー・オア・ディスプレイ)」と呼ばれる特別プログラム対象になるとのことから、このスカイラインGT-R R34が「合法に」アメリカにて登録・走行ができる仕様になっています。


あまりにも豪華なブライアン仕様のスカイラインGT-R R34は、予想落札「1億円」超え?!

この他、Bonhamsオークションにて掲載されているスカイラインGT-R R34劇用車のプロダクトリストは以下の通り。

◇ターボネティックス製フロントマウントインタークーラー

◇ニスモ・ローダウンスプリング

◇特注ロールケージ

◇ARCチタンストラットブレース

◇19インチ×11Jホイール・ボルクレーシングRE30

◇フロント6ピストンキャリパー/リア4ピストンキャリパーのRotora製ブレーキコンバージョン

◇サイドスカート付ニスモバージョンⅡバンパー

◇イーストベアフード

◇リアシートレス

◇モモ製スポーツアルカンターラ・ステアリングホイール

◇Nismo V-Specペダル(ストリートレースのカウントダウンでクローズアップ)

◇ダッシュボードマウントモニター用カスタムヘッドアップディスプレイ

◇ECUプログラムMFD Xenarcディスプレイユニット

◇ソニーヘッドユニット

◇5点式ベルトシステムのOMPカスタムレーシングシート

◇ニスモNE-1マフラー

◇強化されたインタークーラーと液ずーすとの変更により、ブースト圧550hpに上昇

最後に気になる予想落札価格ですが、現時点では最低でも800,000ドル(日本円に換算して約1億円)に到達する可能性があり、世界の熱狂的なファンにより2億円~3億円に到達することも十分考えらえるそうです。

【Fast & Furious 4 Race Scene HD】

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Reference:Bonhams