一体いくらになるんだ…映画「ワイルド・スピード」の劇用車として使用された日産スカイラインGT-R R34が競売へ!ポール・ウォーカー好みにカスタムされ、予想落札価格は1億円を超えそうだ
アメリカ独自の輸入規制「25年ルール」に引っ掛かるはずの日産スカイラインGT-R R34だが…?
引き続き、映画ワイルド・スピードの劇用車として使用された日産スカイラインGT-R R34を見ていきましょう。
足もとにはVolk Racing製の19インチ×11JのRE30ホイールを装着し、ブレーキキャリパーはRotora製でレッドに塗装、ブレーキディスクローターはドリルドタイプと非常にスポーティ。
ちなみにこのモデル、年式としては2000年になるため、アメリカ独自の輸入規制となる「25年ルール」を満足しない一台(2025年以降じゃないと輸入規制が緩和されない)。
この規制をクリアするためには、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA, national highway traffic safety administration)が一定の要件を認めた場合、「Show or Display(ショー・オア・ディスプレイ)」と呼ばれる特別プログラム対象になるとのことから、このスカイラインGT-R R34が「合法に」アメリカにて登録・走行ができる仕様になっています。
あまりにも豪華なブライアン仕様のスカイラインGT-R R34は、予想落札「1億円」超え?!
この他、Bonhamsオークションにて掲載されているスカイラインGT-R R34劇用車のプロダクトリストは以下の通り。
◇ターボネティックス製フロントマウントインタークーラー
◇ニスモ・ローダウンスプリング
◇特注ロールケージ
◇ARCチタンストラットブレース
◇19インチ×11Jホイール・ボルクレーシングRE30
◇フロント6ピストンキャリパー/リア4ピストンキャリパーのRotora製ブレーキコンバージョン
◇サイドスカート付ニスモバージョンⅡバンパー
◇イーストベアフード
◇リアシートレス
◇モモ製スポーツアルカンターラ・ステアリングホイール
◇Nismo V-Specペダル(ストリートレースのカウントダウンでクローズアップ)
◇ダッシュボードマウントモニター用カスタムヘッドアップディスプレイ
◇ECUプログラムMFD Xenarcディスプレイユニット
◇ソニーヘッドユニット
◇5点式ベルトシステムのOMPカスタムレーシングシート
◇ニスモNE-1マフラー
◇強化されたインタークーラーと液ずーすとの変更により、ブースト圧550hpに上昇
最後に気になる予想落札価格ですが、現時点では最低でも800,000ドル(日本円に換算して約1億円)に到達する可能性があり、世界の熱狂的なファンにより2億円~3億円に到達することも十分考えらえるそうです。
【Fast & Furious 4 Race Scene HD】
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Reference:Bonhams