何コレ凄い！ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のエンジンを搭載したS2000Rが発売される模様！レストモッドで新品同様の美しさを持ち、ホンダ公式も注目しそうな一台だ
今話題の新型シビックタイプR(FL5)のエンジンとS2000が融合するとは…
アメリカ・南カリフォルニアのパフォーマンスパーツおよびチューニング会社であるEvasive Motorsports(エヴァーシブ・モータースポーツ)が、ホンダS2000をベースにしつつもハイパフォーマンス仕様にアップデートしたS2000Rを発表しました。
エヴァーシブ・モータースポーツといえば、トヨタ・スープラ(Toyota Supra)のワイドボディキットを製造・販売するチューナーでも有名で、今回発表したS2000Rというモデルは、ただ単に見た目をアグレッシブに変更するだけでなく、エンジンも全く新しいものへとスワップし、専用の足回りやパフォーマンスパーツも装着した魅力的なレストモッドモデルとなります。
https://creative311.com/?p=152074しかもそのエンジンが、ニュルブルクリンクサーキットにおいてFF最速記録更新したフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)のエンジンを搭載しているとのことです。
まさにタイプRの血統を受け継いだハイパフォーマンスモデルS2000R
こちらが今回発表されたS2000R。
ボディカラーはタイプRの象徴でもあるチャンピオンシップホワイトに塗装されています。
レストモッドモデルということで、ベースとなるS2000をレストア＆モディファイした一台ですが、一番の大きな変化はフロントに搭載されたエンジン。
元々搭載されていた高回転型の排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを取り外し、新型シビックタイプR(FL5)／アキュラ新型インテグラタイプS(Acura New Integra Type S)に搭載されている排気量2.0L K20C型直列4気筒直噴ターボエンジンにスワップ。
エンジンスペックもFL5と全く同じなのかどうかは不明ですが、エヴァーシブ・モータースポーツ曰く専用チューニングを施しているとのこと。
◇排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン
◇MUGENカーボンインテーク
◇S2Rインテークマニホールド／ダウンパイプ
◇Origin FabによるS2Rチタンデュアルエキゾースト
◇エヴァーシブ・モータースポーツ製チューニングオイルクーラー
◇KOYOレーシングラジエーター
◇S2Rカスタム・アダプタープレートS2000・6速トランスミッション用
◇エヴァーシブ・モータースポーツ製大容量リヤデフハウジング
◇S2RスペックOS LSD
エンジンスペックが向上したことで、必然的に足回りにおいてもブレンボ製ブレーキキャリパー(レッド塗装)やタイプRを彷彿とさせるホワイトカラーのデュアル5スポークアルミホイールを装着(タイヤ銘柄はYOKOHAMA製ADVAN NEOVA)。
◇S2RスペックKWクラブスポーツ車高調
◇S2R仕様サスペンションブッシング
◇エヴァーシブ・モータースポーツ製バンパーステアキット/キャンバージョイント
◇アイバッハF/Rスウェイバーキット
◇S2Rシャーシブレース
◇ブレンボ製S2Rスペック・フロント6ピストン／リア4ピストンビッグブレーキキット
◇エヴァーシブ・モータースポーツ製Tuning 52R 鍛造ホイール 18×9
◇ヨコハマAD09 255／35／18インチタイヤ
カーボンファイバパーツやチタンコンポーネントなど、レストモッド費用はとんでもないことになりそう
空力特性も向上させるために専用のエアロパーツを装着し、ボディ軽量化のためにカーボンファイバボディやチタンエンジンコンポーネントもインストール。
更にサスペンションやシャシーも補強しているとのことで、その走りやパフォーマンスは従来のS2000から大きく異なるモデルになりそうです。
この巨大なカーボンファイバ製固定式リヤウィングも強烈で、マフラーも両サイド1本出しのデュアルエキゾーストパイプをインストール。
そしてリヤエンドには、タイプRの証でもある赤バッジを貼付し、右下には「S2000R」のネームバッジも。
ちなみに、エクステリアのパーツリストをまとめてみると以下の通り。
◇ホンダ20thアニバーサリーエディションS2000フロントバンパー
◇エヴァーシブモータースポーツ製S2000Rカーボンファイバーフロントリップ
◇バンパーエクステンション付きワイドフロントフェンダー
◇カーボンファイバ製リアウイング
◇スプーン製エアロミラー
◇カーボンファイバ製トノカバー
◇ドライカーボンファイバ製フロントフード
◇ドライカーボンファイバ製トランクフード
なお、今回のモデルを発表したエヴァーシブ・モータースポーツCEOであるマイク・チャン氏によれば「S2000は、これまでに製造されてきた中で最高のドライバーズカーの一つである。ロードスターとレース用にプラットフォームを調整してきた20年の経験により、ロードスターを近代化し、S2000 Type R の理想的なバージョンを作成するというビジョンが昔からあった。今回それを実現できて光栄に思う」とコメントしています。