【価格は約4,330万円から】(2024年)マクラーレン新型750S/750Sスパイダーが世界初公開!720Sから更に30馬力アップし、P1からインスパイアされたエキゾーストを搭載

(続き)マクラーレン新型750Sのパワートレインやパフォーマンス、内装をチェックしていこう

続いて、マクラーレン新型750Sのパワートレインについてもチェックしていきましょう。

これまで通り排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンをリヤミドシップに搭載し、最高出力750ps/最大トルク800Nmを発揮。

そしてトランスミッションは、よりショートなファイナルドライブレシオを備える7速シーケンシャルギアボックスを搭載し、駆動方式は後輪駆動(MR)のみをラインナップします。

パフォーマンスについては、750Sクーペ/750Sスパイダー共に0-96km/hの加速時間が2.7秒とハイパーカー並みで、0-200km/hにおいては750Sクーペが7.2秒、750Sスパイダーが7.3秒、そして0-300km/hにおいては750Sクーペが19.8秒、750Sスパイダーが20.4秒と0.6秒の差が出ているようです。

なお0-400m加速時間においては、750Sクーペが10.1秒、750Sスパイダーが10.3秒で、どちらも最高時速は332km/hにまで到達します。


内装はエクステリアに比べて変化が大きいようだ

続いてインテリアを見ていきましょう。

インパネには新デザインのセンターナビゲーションディスプレイが搭載され(Apple CarPlayは標準装備)、インストルメントクラスターはステアリングコラムに取り付けられたビナクル内で移動。

新しいMcLaren Control Launcherを使用すると、ドライバーはお気に入りのエアロやハンドリング、パワートレイン、およびトランスミッションの設定を保存して、ボタンを1回押すだけでその設定できる仕様になっています。

シートにおいても軽量化が施され、カーボンファイバーシェルのレーシングシートは、720Sの標準シートよりも17.5kg軽量化されていますし、世界限定500台のみ販売されたセナと同クラスのシートを採用しているのもポイント。

インテリアのトリム関係においてはアルカンターラが標準装備されていて、ユーザーの要望に応じてTechLuxとPerformanceの2つの仕様が準備されています。

TechLuxは、キャビン全体にナッパレザーを使用し、Performanceは、レザーとアルカンターラをコンビタイプを採用。

この他にも、ダークメタル仕上げとカスタマイズ可能なアンビエントライティングを採用するなど、これまでのスパルタンに特化した内装ではなく、敢えてラグジュアリーも意識したデザインに仕上げてきたところはマクラーレンらしくないところ。

新型750Sの足回りも強化!

続いて足もとを見ていくと、10スポークタイプのデュアルトーン鍛造アルミホイールが標準装備され、しかも720Sの標準ホイールよりも13.8kgも軽量化されているとのこと。

足回りにおいては、500台限定となるセナのシステムをモデルにしたトラックブレーキをアップグレードし、大型のセラミックローターやモノブロックキャリパー、新しいブースターとバキュームポンプ、フォーミュラ1にインスパイアされたキャリパー冷却テクノロジーが追加装備。

オプション関係においては、わずか3.4kgの超軽量カーボンファイバーレーシングシートや、ピレリ製P Zero CorsaまたはTrofeo Rタイヤ、アップグレードされたBowers & Wilkinsサウンドシステムも設定可能となっています。

価格は日本円で約4,330万円から

最後に新型750Sの車両本体価格ですが、日本仕様の価格帯は明らかになっていないものの、北米市場向けは750Sクーペが324,000ドル(日本円に換算して約4,330万円)、750Sスパイダーが345,000ドル(日本円に換算して約4,600万円)での販売となります。

マクラーレン関連記事

Reference:motor1.com