(2024年)一部改良版・トヨタ新型ランドクルーザー70に新情報！豪州では2.8リッター直4ディーゼルを新設定するだけでなく、4.5リッターV8ディーゼルも併売されるようだ
日本市場では、排気量4.0L V型6気筒エンジンモデルは廃止との情報だが
2023年秋頃に発表・発売予定と噂されているトヨタの一部改良版・新型ランドクルーザー70(Toyota New Land Cruiser 70)。
ランドクルーザー70生誕30周年を記念し、2014年8月に期間限定で1度再販され、その際には排気量4.0L 1GR-FE型V型6気筒エンジンを搭載したバンタイプとピックアップトラックの2種類がラインナップされ大きな話題となりました。
そして今回、本モデルの生誕40周年を記念しての期間限定販売？となることが期待されていますが、国内カーメディア・ベストカーさんの報道によれば、排ガス規制や騒音規制の絡みで現行ランドクルーザープラド(Land Cruiser Prado)の排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルエンジンが搭載されることが濃厚とされています。
一方で、オーストラリア市場でも販売が継続されているランドクルーザー70ですが、どうやら一部改良版に関する新たな情報が展開されているようです。
オーストラリアではハイラックスの2.8L直4ディーゼルターボが設定される模様
オーストラリアカーメディアDriveの報道によると、オーストラリア市場では2022年半ばから(多くのバックオーダーを抱えていることから)一時的にランドクルーザー70の受注を停止していたものの、2023年末までに本モデルの受注を再開すると同時に、新グレードも設定予定とのこと。
現在オーストラリア市場向けにラインナップされているのは、排気量4.5L V型8気筒ディーゼルターボエンジン(最高出力205ps／最大トルク430Nm)の一択のみ。
今回2024年モデルの一部改良により、オーストラリア市場向けハイラックス(Hilux)の排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンが搭載される予定とのことで、具体的なスペックまでは明らかになっていないものの、最高出力204ps／最大トルク420Nm、最高出力204ps／最大トルク500Nm、最高出力224ps／最大トルク550Nmの何れかになることが予想されています。
※日本市場向けのハイラックスは2.4Lディーゼルのみ
直4ディーゼルターボが追加された場合、V8ディーゼルターボのうま味は5速MTとサウンドぐらい？
まだトヨタ公式からのプレスリリースが公開されていないため、あくまでも噂レベルの情報にはなってしまうものの、上述のスペックで登場する場合、V8ディーゼルよりも直4ディーゼルの方がパワー・トルク共に優れ、おまけに重量や燃費性能も優れていることも考えると(おまけにAT限定なのも魅力)、V8ディーゼルのメリットといえば5速MTのみの設定と強力なV8ディーゼルサウンドぐらいでしょうか。
仮に直4ディーゼルモデルとV8ディーゼルの両方が併売されるということであれば、オーストラリア市場では各グレードの需要がどれだけあるのかも気になるところですね。
この他のアップデート情報としては、Apple CarPlay／Android Autoを備える新しいインフォテイメントシステムや、外観のマイナーアップデートに留まるとのことで、こちらはおそらく安全性の観点からだと推測。