フルモデルチェンジ版・マツダ新型CX-5が2025年に発売されるとの報道!更にマツダの2023年5月26日時点での最新工場出荷目途一覧をチェックしていこう

一方でCX-8は2023年内限りで発売終了との噂もあるが…

マツダのミドルサイズSUVでお馴染みとなるCX-5。

2022年は、海外含む販売台数が365,135台を記録するほどの大人気車種となっていますが、その人気の理由には、数多くのパワートレインとグレードラインナップが展開されることでユーザーのニーズに合わせやすいこと、そして価格設定がリーズナブルに設定されていることが挙げられます。

そんなCX-5が、いよいよ2025年にフルモデルチェンジ版として新しく発表・発売されるとの噂が浮上し、アメリカ市場でも新型CX-50/CX-70/CX-90と共に展開されるとの報道です。


次期CX-5はどんなモデルになる?

オーストラリアカーメディアDriveの報道によると、豪州マツダとのインタビューにおいて、フルモデルチェンジ版・新型CX-5の具体的な発売時期は明かされていないながらも「次期CX-50が、CX-50やCX-70、更にはCX-90とともにラインナップされる」ことを認めたとのことで、CX-5が販売・生産終了することは無いとのこと。

しかも豪州マツダによると、次期CX-5には直列4気筒エンジンや前輪駆動[2WD]ベースのプラットフォーム、オプションにて四輪駆動[AWD]を設定するなど、いわゆる現行モデルの流れを汲みながらも、細部のアップデートが期待されるようです。

ハイブリッドシステムはトヨタの技術を採用か

そしてこちらも興味深いのは、パワートレインについて関してはトヨタRAV4やカローラクロス(Toyota New Corolla Cross)と同様のハイブリッドパワートレインが搭載される可能性が高いとのことで、新世代THS(トヨタ・ハイブリッド・システム)によるシステム出力・トルクアップはもちろんのこと、燃費の改善なども期待されます。

なお、トヨタはマツダの株式の5%を保有しており、両社は日本市場でも販売されているMAZDA3 HYBRIDを含む複数の車両で協力していて、一方アメリカでは、カローラクロスとCX-50がアラバマ州ハンツビルのマツダ・トヨタマニュファクチャリング工場で組み立てられているため、次期CX-5でトヨタの技術が使われることはごく自然な流れであり、排ガス規制や騒音規制といった厳しい法規制をクリアしていく上では、トヨタの技術をベースにすることも重要だと考えているのかもしれません。

次期CX-5がハイブリッドモデルのみとなるのか、PHEVやBEVの設定もあるのかは不明

以前マツダは、2025年までに3台の電気自動車(BEV)、5台のプラグインハイブリッド(PHEV)モデル、5台の従来型ハイブリッド(HEV)モデルを生産する計画を発表しましたが、どのモデルにこれらのパワートレインが設定されるかは明らかになっていませんし、今回報道されている新型CX-5も、ハイブリッドモデルのみなのか、PHEVやBEVも設定されるかは不明。

あとは非公式ながらも、MX-30のようにロータリーエンジンを発電機として搭載するシリーズハイブリッドモデルの拡大、ロータリーPHEVを使用したスポーツカーが特許申請されるなど、2024年以降のマツダの動きは中々読めないところがあります(サプライズもありそうで期待できる)。

ちなみに次期CX-5に関しては、日本市場でも市販化されるかどうかは明らかになっておらず、あくまでも商品改良(一部改良・マイナーチェンジ・ビッグマイナーチェンジ)を重ねるだけになるのでは?という噂もあるようです。

2ページ目:マツダの2023年5月26日時点での最新工場出荷目途一覧が更新!