ホンダ新型エレベイトの内装が追加公開!想像以上に上品で購買意欲を掻き立てる。更にマツダが新型MAZDA3/CX-30/CX-5をベースにカーボンターボデザインパッケージを発表
日本市場向けとしても販売予定の新型エレベイトは魅力も結構多い?
2023年6月6日、ホンダのインド部門であるホンダインディアが、新世代BセグメントSUVモデルとなる新型エレベイト(Honda New Elevate)を世界初公開しました。
このモデルは、インド市場などにて販売されているハッチバック/セダンモデルのシティ(City)のプラットフォームをベースにしたコンパクトSUVで、ヒョンデ・クレタ(Hyundai Creta)などをライバルとする一台です。
今回は排気量1.5L 直列4気筒i-VTECエンジンを搭載したガソリンモデルのみがラインナップされますが、今後3年以内にはピュアEVモデルも市販化する予定とのことですし、インド市場だけでなくグローバルモデルとして日本市場向けにも2024年春頃に導入予定となっています。
改めて新型エレベイトのエクステリアをチェックしていこう
改めて新型エレベイトのエクステリアをチェックしていきましょう。
フロントマスクは、新型ヴェゼル(New Vezel)のような水平基調のデザインをモチーフにしながらも、大口タイプのフロントグリルや上部に設けられたシルバー加飾のシグネチャーウィング、水平基調のLEDデイタイムランニングライト、そしてリフレクター式LEDヘッドライトを搭載。
フロントフォグランプ周りには、無塗装ブラックの樹脂クラッディングを装着し、更にフロントロアの中央部分にはスキッドプレートも装着することでオフロードテイストを演出。
足もとについては、17インチのマルチスポークアルミホイールとブリヂストン製タイヤを装着し、オフロード感と車高の高さを表現するためにフロント・リヤフェンダーモールは樹脂クラッディングを装着。
ちなみにこちらが現行ヴェゼルのフロントマスク。
フロントグリルやバンパー形状は異なりますが、ヘッドライト意匠は概ね同じデザイン。
こちらも同様にBセグメントSUVになりますが、足もとにはグレードによって16インチタイヤアルミホイールと18インチタイヤアルミホイールをラインナップしています。
リヤデザインはインドネシア市場でも販売されているWR-V風だが…?
こちらはリヤデザイン。
リヤテールランプはセンター非直結式の一文字テールランプかと思いきや、逆L字型のLEDテールランプと一文字風に見せたガーニッシュを装着。
この点は日産の現行キックス(Nissan New Kicks)と同じ演出に。
ちなみにこちらが、インドネシア市場などにて販売されている新型WR-Vのテールランプ。
こちらはセンターガーニッシュが装備されていないため、一文字風には見えませんが、逆L字型のテールランプや非LEDリヤウィンカー、バックランプのデザイン意匠は結構似ていますね。
ちなみにこちらが、現行ヴェゼルのリヤテールランプ。
スマートさでいえば、ヴェゼルのデザインの方が秀逸かも。
インテリアは思ってた以上に上品で高級感がある
そしてこちらが、新型エレベイトのインテリア。
サンセットブラウンのようなオシャレな色合いで、インパネやセンターシフト周りのソフトパッド、木目調と思われるオーナメントパネルとの相性は中々に渋く、若者向けというよりも中高年層のセカンドカーのような雰囲気。
ただ今回の公式画像では、本モデルに電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能が搭載されるかは不明です。
センターナビゲーションディスプレイはフローティングタイプの10.25インチを採用していますが、ZR-Vや新型シビックシリーズ(New Civic)、ヴェゼルでは9インチを搭載しているため、これらのナビよりも大きくなるということに。
そしてメーターデザインも、ヴェゼルと同じ7インチ液晶ディスプレイ+アナログメーターのハイブリッドを搭載します。
シート表皮は合成皮革が濃厚か
こちらはサンセットブラウン風のシートになりますが、シート表皮はおそらく合成皮革。
センターアームレストがかなりコンパクトですが、コンソールボックスが備わっているかは不明。
あと後席の居住性については不明ながらも、ラゲッジスペースは458Lと少し大きめ。
新型エレベイトは、2030年までに販売される5車種の新世代SUVのなかの1台で、インド・ラジャスタン州タプカラ工場にて生産されることが決定。
ホンダは、輸出市場での発売に先立ち、2023年7月にインドにて受注を開始し、同年12月下旬に発売を計画しているとのことです。