やっぱり電気自動車はまだ怖いな…ピュアEVのリビアン新型R1Tが充電中に爆発&大炎上!テスラ・モデルYのハンドル外れに関するリコールも!
電気自動車はこういった爆発や炎上があるからこそ、まだまだ率先して購入はできないかも…
アメリカの新興EVメーカーが発表・発売した、ピュアEVピックアップトラックの新型リビアンR1T(Rivian R1T)。
フォードのピュアEVピックアップトラックとなる新型F-150ライトニング(Ford F-150 Lightning)を競合とする一台ですが、このモデルがアメリカのとある駅にて高速充電を行っていたところ、突如として爆発・大炎上し、現場は一時騒然となりました。
この他にも、新車として納車されて1週間しか経過していないにも関わらず、走行中にステアリング(ハンドル)が外れるといったトラブルが発生し大きな話題となったテスラ新型モデルY(Tesla New Model Y)ですが、このモデルが遂にリコールの届け出がされています。
爆発・炎上の要因は、充電ポート付近からのようにも見えるのだが…?
こちらが今回、アメリカ・カリフォルニア州の北側にあるサンフランシスコ・ミルバレーのエレクトリファイ・アメリカの充電ステーションにて発生したR1Tの炎上事故。
この画像は、アメリカの掲示板サイトRedditにてR1TオーナーであるThewildkin氏によって投稿されたものですが、画像を拝見する限りだと、車両の右側(運転席側)に大きな損傷が見られるものの、具体的な出火原因や被害状況は現時点で不明ながらも、この事故による負傷者は出ていないとのこと。
画像は、既に消防車が駆けつけて消火作業が完了した後の状態ではあるものの、消防士が私服の男性に話しかけたり、破損した車両を確認したりする様子が見受けられます。
火災の原因は不明ですが、被害の多くは充電ポートのあるエリアに影響しているのではないかと予想されています。
なお今回の事故について、海外カーメディアCARSCOOPSが、リビアンの広報担当者に問い合わせてみたところ「我々は今回の事件を認識していて徹底的な調査を行っている。誰も怪我はしておらず、現時点では車両の高電圧バッテリーが関与していないことも明らかである」としていて、急速充電並びに高電圧バッテリーとは関係のない、別のポイントで問題が発生した可能性があるとリビアンは見解を示しています。
新興メーカーのリビアンにとっては、ブランドイメージに大きな傷がつく問題でもある
なお高電圧バッテリーに関連するリコールは、多額の費用が発生する恐れがあるとのことで、以前シボレーのピュアEVモデルとなるボルト(Chevrolet Volt)が、火災の危険性を理由にバッテリーのリコールを届け出したことが有りました。
これは、同車が販売した数千台の車両においてバッテリー交換を余儀なくされ、その作業によりイメージが傷つき、最終的に数十億ドルもの費用がかかったといわれています。
仮にこういったリコールが届け出された場合、新興メーカーであるリビアンにとっては大きな打撃にもなりますし、何よりもブランドイメージを傷つけることにもなりかねませんから、今回の調査はかなり厳しく行われることは間違いないでしょうね。