【悲報】フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が2回目の受注一旦停止へ。受注再開して僅か2か月…2トーンの生産も間に合っていない?
2023年4月の価格改訂後は、各販売店で振り分け台数が決まっていたそうだが…
2023年4月10日に価格改訂モデルとして再び受注を再開した、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)。
今回の価格改訂では、グレード変更や特別仕様車の追加などもなく、特にこれといった内外装デザインの変更もなかったのですが、材料費や物流コスト、更には電気代の高騰などにより、エントリーグレードSで約31万円ほどの値上げとなりました。
しかも受注再開時は、受注停止前のオーダーを受け付けていたブラックルーフの2トーンカラーの個体も全く納期の目途が立っていないそうで、基本的に受注を受け付けているのはモノトーンカラーのみだったわけですが、そんな受注再開したばかりのエクストレイル(T33)がまたも受注一旦停止となっていたことが明らかとなりました。
受注再開から僅か2か月でまたも受注一旦停止 → 2024年春以降に再び値上げの流れに?
これは私がお世話になっている日産ディーラーでの情報になりますが、2023年4月10日の再販売に対し、2024年春頃までに生産できる台数が決められているそうで、全国の日産ディーラーに振り分けられる台数も決められていたそうです(実質限定販売のようなもの)。
そして2023年6月中旬時点で、私がお世話になっている日産ディーラーへの振り分け台数分が全て埋まってしまい、受注再開から僅か2か月ほどで再度受注一旦停止ということに(他の販売店では引き続き受注を継続しているところもあるかもしれないので、あくまもで参考までに…)。
しかも今回の受注再開では、基本的にモノトーンカラーのみで、2トーンカラーは長納期の対象になるとのことから受注を受付けていませんでしたが、未だに1回目の受注停止前のバックオーダー分を捌き切れていないとの情報もあるとのことですから、まだまだ安定的な供給は難しいのかもしれません。
他の販売店から枠を譲って頂いてもすぐに埋まってしまうほど
なお、私がお世話になっている日産ディーラー(1店舗)での2024年春頃までの振り分け台数は僅か6台とのことでしたが、他店舗での枠が余っていたそうで(っというか大幅な値上げでキャンセルが複数件あった模様)、その余った枠を全て受け取ってもすぐに枠が埋まってしまったそうです
人気グレードについては、8割以上が最上位となるGグレードで、駆動方式も全て四輪駆動[e-4ORCE]とのこと。
やはりエクストレイルe-POWER(T33)の一番の売りは、排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン+新世代e-POWERを組み合わせたことによる四輪駆動だそうで、前輪駆動[2WD]を選択される方は稀だとか(特に雪国エリアであれば尚のこと)。
上述にもある通り、エクストレイル(T33)の受注が再び一旦停止となった場合、受注”再再開”する場合は2024年4月以降になるわけですが、おそらくその頃には一部改良やマイナーチェンジ相当の変更があっても不思議ではないものの(実際アメリカではローグのマイナーチェンジ版と思われる開発車両がスパイショットされている)、これに加えて確実に価格改訂という名の大幅値上げが予想されますから、より買いにくいモデルとならないことを祈るばかり。
ちなみにアメリカにてスパイショットされていたローグ(日本名:エクストレイル)の開発車両では、フロントマスクの印象が新型セレナ(New Serena, C28)やルークス(Roox)風だったため、今後こうした水平基調のテイストを他にも展開していくのではないかと予想しています。