これ大丈夫かな…日産の新型フェアレディZ NISMO(RZ34)の公式ティーザー動画が突如公開!豪快にドリフト&NISMO専用メーター&シートを装備…なお日本では標準車の納車は全く進んでいない件
全くユーザー向けの標準車が納車されていないなかで、こんなにも早く新型フェアレディZ NISMOを発表しても良いのかは疑問だが…
2022年7月に国内市場向けとして発売されるも、僅か1か月足らずで受注停止となってしまった、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。
前回のブログでは、国内市場向けのモデルが全く納車されていない原因が「部品・半導体の供給不足」ではなく「塗装」に原因があるとの噂がありました。
このままでは全くユーザー向けに納車されずに、法規制対応などの影響で大幅な価格アップも避けられない状況ですが、こうしたなかで早くも日産USAがハイパフォーマンスモデルとなる新型フェアレディZ NISMO(RZ34)のティーザー動画を公開しました。
一体どのような内外装デザインなのかチェックしていきましょう。
新型フェアレディZ NISMO(RZ34)のイメージカラーはステルスグレー?
早速、日産公式が公開した新型フェアレディZ NISMO(RZ34)のティーザー動画をチェックしていきましょう。
上の画像にもある通り、ボディカラーはノーマルタイプのRZ34にもラインナップされているステルスグレーだと思われ、リップ周りにはNISMOの象徴の一つでもあるレッドのディテールを追加。
ちなみにフェアレディZ NISMO(RZ34)に乗り込んでいるのは、フォーミュラドリフトにて3回優勝経験しているクリス・フォースバーグ氏。
このあとのシーンでは、フェアレディZ NISMOがどれだけドリフトが簡単で、どれだけ簡単にドーナツターンができるかを披露しています。
ハミタイ対策やスポーティなタイヤホイールも
そして足元のタイヤホイールも見ていくと、タイヤ銘柄はダンロップ製SP SPORT MAXXだと予想され、ホイールもシングルスポーク&ブラック塗装の鍛造アルミホイールが濃厚(ハミタイ対策も施されている)。
そしてブレーキキャリパーはレッドに塗装されていますが、従来のフェアレディZ(RZ34)よりも強力なブレーキディスクを搭載していると予想されます。
NISMO専用スポーツシートも
こちらはNISMO専用スポーツシートで、シートカラーはレッドを基調としながらもブラックのアクセント付きとなるデュアルトーンタイプ。
おそらくシート表皮はスエード調ファブリックではないかと予想しています。
意外にもフェアレディZ NISMO(RZ34)では、コスト面も考慮してカーボンファイバパーツを使用しない?
サイドミラーキャップはブラック塗装仕上げで、レッドのディテールも設定されていますが、さすがにGT-R R35 NISMOのようにカーボンブラックに仕上げるのではなく、その点はエントリースポーツクーペという立ち位置を守るべく、ブラック塗装に留めているところはフェアレディZらしいところ。
テールゲートスポイラーはフェンダー付近まで伸ばして空力を向上
こちらはリヤビュー。
サイドマーカーはもちろんですが、リヤフェンダー付近まで伸びていくテールゲートスポイラーも装着され、更にはリヤロアバンパーはスタンダードモデル同様にグロスブラック仕上げ。
そして下回りのディテールはもちろんレッドにペイントされています。
参考までに、こちらがフェアレディZ(RZ34)version ST/version Sに標準装備されるリヤスポイラー。
リヤテールゲート上にのみスポイラーが装着されていて、リヤフェンダー付近までは伸びていないのが確認できますが、よくよく考えてみると、リヤフェンダーまで伸びるスポイラーは東京オートサロン2023などにて公開されたカスタマイズドエディションをモチーフにしたデザインなのかもしれませんね。