ホンダ新型ステップワゴンe：HEV SPADA PREMIUM LINEが納車されて1年経過しての走りの変化や劣化、違和感は？燃費や足回りのしなやかさも
新型ステップワゴンが納車されて1年が経過したが、納車直後と比べての変化は？
2022年6月に納車されて1年が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe：HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e：HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]。
基本的には長距離移動＆家族旅行用としてフル活用しているため、高速道路での走行を中心としつつ、走行距離も8,000kmを超えました。
最近では、妻の茶道イベント関連で茶道具の運搬をしたり、着物を着たお客さんを送迎するための移動車としても活用しているため、ファミリーカーとしてだけでなく、ちょっとしたイベント用の送迎車としても活躍しています。
そんな様々なシーンにおいて活用しているステップワゴンですが、今回は本モデルが納車されて1年が経過しての走りの変化(劣化や違和感など？)について色々とレポート＆インプレッションしていきたいと思います。
足回りやブレーキングは馴染みが出てきて、納車直後よりもドライバーとの一体感が出てきた
まずは走りのメインともいえる足回り(乗り心地)やブレーキングについて。
納車直後はブレーキを軽く踏んでからの初動が遅かったように感じられ、もう少し強く踏まないといけない印象でした。
ですが、走行距離8,000kmを超え、納車されて1年が経過→ブレーキパッドとディスクに馴染みがでてきたのかは不明ながらも、ブレーキの初動の遅さが少し解消された印象。
ただ、他に所有するトヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]の強いブレーキングに比べると、ステップワゴンは「気持ち＋1割ぐらい」多く踏まないと、その場に応じた減速はちょっと難しいように感じられました。
とは言え、ブレーキ性能自体に特に大きな問題は無いですし、納車直後からの劣化は感じられないですから、むしろ操作性という点ではようやく馴染みがでてきたため、個人的には良い意味で変化したと考えています。
相変らず家族やお客さんからの評判は高い
続いて足回りについてですが、もともとステップワゴンの乗り心地が少しマイルド寄りで、マンホールやちょっとした段差を通過した時の突き上げが小さい印象だったので、この車で初めて長距離＆家族旅行したときの印象はグッド。
しかもこの車が納車された時点では、競合モデルの新型ヴォクシーが既に納車されていたため、乗り心地や2列目以降の快適性と静粛性、燃費、家族からの評価など、色々と比較を行ってきましたが、総じて高く評価されているのは快適性や静粛性。
1年経過した今でも、足回りの変化・劣化は特に感じられず、路面の変化に応じてしなやかに足が動いている印象ですし、これといった違和感は今のところなし。
何よりも家族や茶道イベントなどでお客さんを後席に乗せたときの反応としては、変わらず「静かで乗り心地が良い」という声でした。
ミドルサイズミニバン御三家で最もボディサイズが大きく、それでいてエンジンも排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジン＋デュアルモーターを組み合わせたハイブリッドe：HEVを採用しているため、「ボディが大きい分、ねじり剛性が低そう」「エンジンが大きい分、燃費も悪そうで煩そう」「ボディが大きくて走りがモッサリしてそう」といったネガティブな印象を持ってしまいがちですが、そういった心配は特に無いと考えています。