トヨタ新型クラウンスポーツ最新情報②!「PHEVのシートカラーは1種類のみ」「PHEVのみ6ポッド対向ブレーキ」「メーカーオプションで注意すべきポイント」等

徐々に明らかになってきた新型クラウンスポーツの詳細

2023年10月に発表・発売予定となっている、トヨタ新型クラウンスポーツ(Toyota New Crown Sport)。
※PHEVモデルは発売時期「未定」

トヨタの新世代クラウン群の第二弾としてラインナップされる予定で、前回のブログではグレード構成や具体的なパワートレインなどをご紹介してきました。

ちなみにグレード構成としては、以下の通り2種類のみで、クラウンスポーツという名称でありながらも2.4Lターボ+デュアルブーストハイブリッドの搭載予定はないとのこと。

[HEVモデル]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーター

◇Zグレード[AWD]


[PHEVモデル]・・・排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーター+リチウムイオンバッテリー

◇RSグレード[AWD]

今回は、本モデルのシートカラーとグレードの関係性や、ブレーキング、メーカーオプションの詳細についてチェックしていきたいと思います。


HEVモデルはシートカラー2色、PHEVモデルはシートカラー1色のみ

まずは新型クラウンスポーツのインテリアカラーからチェックしていきましょう。

本モデルでは、既にティーザーサイトでも明らかになっている通り、3色のシートカラーがラインナップされますが、厳密にはグレードによって選択できるカラーが異なる予定です。

具体的なカラー名称とシート表皮、そして「どのグレードでどのシートカラーが選択できるのか」チェックしていきましょう。

[HEVモデル(Zグレード)]

◇ブラック(本革シート)

◇サンドブラウン(本革シート)


[PHEVモデル(RSグレード)]

◇ブラック×センシュアルレッド(スポーツレザーシート)

以上の通りとなります。

何と新型クラウンスポーツのイメージカラーになりつつある、こちらのアシンメトリーのブラック×センシュアルレッドのスポーツレザーですが、PHEVモデル(RSグレード)でしか設定できないんですね。

おまけにスポーツレザーという名称が付くほどですから、従来の本革と異なるということは、もしかするとレクサスのF SPORT本革シートのような少しカタメでホールド感の強いシートを意味するのかもしれません。

ただ、これはちょっと意外と言いますか…

そうなるとHEVモデル(Zグレード)ではブラックかサンドブラウンの何れかからの選択になってしまうものの、この点は新型ハリアーZ Leather PackageとハリアーPHEV Zに似たようなシートカラーラインナップにも見えます。

HEVモデルとPHEVモデルでブレーキングが異なる

続いては、新型クラウンスポーツのブレーキングについてチェックしていきましょう。

本モデルでは、HEVモデル(Zグレード)とPHEVモデル(RSグレード)共通で21インチタイヤアルミホイール(235/45R21インチ)を標準装備するため、これだけのタイヤを活用した強力なブレーキング性能が必要となるわけですが、実は各グレードでブレーキング性能が異なる予定です。

具体的には以下の通り。

[HEVモデル(Zグレード)]

・(フロント)ベンチレーテッドディスクブレーキ/(リヤ)ベンチレーテッドディスクブレーキ


[PHEVモデル(RSグレード)]

・(フロント)6ポッド対向キャリパーブレーキ(レッドブレーキキャリパー)/(リヤ)ベンチレーテッドディスクブレーキ

以上の通り、PHEVモデルのみフロントはスポーツカー並みの6ポッド対向キャリパーブレーキを採用し、キャリパーカバーもレッドに塗装される予定です。

イメージとしては、日産の新型フェアレディZ(RZ34)の6ポッド対向ブレーキに近い感じで、足もとも一気にオシャレに見えますから、キビキビとした足回りを目当てにPHEVモデルに集中する可能性も高そうですね(但し発売時期が未定…)。

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