フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア／ヴォクシーが発売から1年半で累計販売＆登録台数20万台を突破！それなのに納期は未だ「約1年」もかかるのか…
トヨタは、新型ノア／ヴォクシーだけで一体どれだけのバックオーダーを抱えているのだろう？
2022年1月に発表・発売されて1年6か月が経過している、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)／ヴォクシー(New Voxy)。
2023年7月上旬時点でも、一部グレードに関しては「最大納期1年」とのことで、まだまだ大量のバックオーダーを抱えている状況ではあるものの、一方で38Cコードと呼ばれるオプションを装着しなかったりすると、「納期8か月」ほどにまで短縮されるなど、徐々にトヨタの部品・半導体不足も安定的になってきたように感じられます。
https://creative311.com/?p=153632そんなノア／ヴォクシーですが、発売から1年半が経過しての累計新車販売・登録台数が20万台を突破していたことが明らかとなりました。
2022年1月度～2023年6月度までの新車販売・登録台数を見ていこう
早速、一般社団法人・日本自動車販売協会連合会が公開している、2022年1月度～2023年6月度までの新型ノア／ヴォクシーの累計新車販売・登録台数をチェックしていきましょう。
※2022年1月度は、先代80系ノア／ヴォクシーの販売台数が多く含まれている可能性があります
【発売から1年6か月経過しての新型ノア／ヴォクシーの累計販売・登録台数一覧】
◇2022年1月度累計台数：3,424台
・ノア：1,650台
・ヴォクシー：1,774台◇2022年2月度累計台数：4,300台
・ノア：2,227台
・ヴォクシー：2,073台◇2022年3月度累計台数：14,737台
・ノア：7,046台
・ヴォクシー：7,691台◇2022年4月度累計台数：10,404台
・ノア：5,697台
・ヴォクシー：4,707台◇2022年5月度累計台数：4,877台
・ノア：2,720台
・ヴォクシー：2,157台◇2022年6月度累計台数：8,509台
・ノア：4,302台
・ヴォクシー：4,207台◇2022年7月度累計台数：9,044台
・ノア：5,010台
・ヴォクシー：4,034台◇2022年8月度累計台数：7,136台
・ノア：3,766台
・ヴォクシー：3,370台◇2022年9月度累計台数：16,011台
・ノア：7,770台
・ヴォクシー：8,241台◇2022年10月度累計台数：14,367台
・ノア：7,166台
・ヴォクシー：7,201台◇2022年11月度累計台数：10,034台
・ノア：5,080台
・ヴォクシー：4,954台◇2022年12月度累計台数：10,398台
・ノア：5,262台
・ヴォクシー：5,136台◇2023年1月度累計台数：13,927台
・ノア：6,859台
・ヴォクシー：7,068台◇2023年2月度累計台数：17,041台
・ノア：8,518台
・ヴォクシー：8,523台◇2023年3月度累計台数：21,918台
・ノア：10,984台
・ヴォクシー：10,931台◇2023年4月度累計台数：13,515台
・ノア：7,020台
・ヴォクシー：6,495台◇2023年5月度累計台数：13,990台
・ノア：7,077台
・ヴォクシー：6,913台◇2023年6月度累計台数：18,770台
・ノア：10,031台
・ヴォクシー：8,739台
◇2022年1月度～2023年3月度累計台数：212,399台
・ノア：108,185台
・ヴォクシー：104,214台via：一般社団法人日本自動車販売協会連合会
2022年1月度～2023年3月度の累計新車販売・登録台数が212,399台と、ミドルサイズミニバンとしては驚異の20万台を超えとなっています。
しかもノア／ヴォクシーの内訳を見ていくと、ノアは108,185台に対し、ヴォクシーは104,214台と、どちらかに偏るような販売ではなくバランス良く売れているのも驚き。
なぜノアの方が多く売れている？
ちなみにノアの方が多く売れている理由としては、アグレッシブな見た目を演出するエアロボディだけでなく、法人需要が高く、比較的安価に購入できるノーマルボディもラインナップされているためだと予想され、一方のヴォクシーの場合はエアロボディの一択になるため、その関係も影響しているのかもしれません。
街中でもノア／ヴォクシーとすれ違う頻度は非常に多くなりましたし、あくまでも私個人の体感的なものではありますが、ヴォクシーの方が多いと感じられる一方、タクシーやデイケアサービス・老人ホーム用車両といった法人車両では、ノアのノーマルボディの方が頻繁的に見かけるに感じられます。