(2024年)スバル新型BRZ tSが世界初公開!内外装のデザイン変更はなく、サスペンションとブレーキ、ホイール意匠の変更。台数限定でも特別仕様車でもないようだ

先代BRZでもラインナップされていた「あのグレード」が新型にて復活!

2021年8月末に日本市場向けとして遅れて発売された、スバルのフルモデルチェンジ版・新型BRZ。

トヨタの共同開発モデルでありながらも、プラットフォーム(SGP)や排気量2.4L 水平対向4気筒自然吸気エンジンはスバルベース。

そんなスバルBRZとトヨタGR86ですが、各車の生誕10周年記念モデルとして2022年7月に特別仕様車10th Annievrsary Limitedを発表・発売しました。

そして今回、北米市場向けではありますが、事前のティーザー画像でも公開されていた通り、(2024年)新型BRZが世界初公開されました。


世界初公開されたのは新型BRZ tS

こちらが2023年7月23日、アメリカ・カリフォルニアにて開催のスバルフェスティバル(Subiefest)で実車初公開された新型BRZ tS。

スバル公式は「よりシャープで、より焦点を絞ったモデル」としてティーザー画像を公開していましたが、特別仕様車やダウンサイジングターボ化された個体ではなく、先代BRZでもラインナップされいたハイパフォーマンスモデルのtSだったんですね。

ちなみにこのモデル、スバル・オブ・アメリカの公式プレスリリースでは一切発表されていませんが、スバルフェスティバルに参加されたスバルオーナーにのみ、その詳細が発表されたようで、その詳細の一部についても、海外カーメディアmotor1.comや大手掲示板サイトRedditでも掲載されています。

従来のBRZに比べて何が違うの?

改めて、実車公開された新型BRZ tSを見ていきましょう。

従来のスタンダードモデルに比べて変更されたのは大きく以下の4つ。

◇フロント・リヤのブレーキをブレンボ製ブレーキキットに変更(ブレーキキャリパーはゴールドペイント)

◇サスペンションの変更

◇tS専用18インチアルミホイールを装着

◇「tS」バッジを追加

ブレーキキャリパーカバーは、かなり意外なゴールドペイント

まずは足回りのブレーキ関係から見ていきましょう。

上の画像でも確認できる通り、新型BRZ tSには専用のブレンボ製ブレーキキャリパーが装着され、更にキャリパーカラーもゴールド(厳密にはブロンズカラー?)。

ちなみに先代BRZ tSの足回りには、レッドにペイントされたブレーキキャリパーを装着し、ブレーキディスクローターはドリルドタイプではないものを採用していたので、先代との差別化やブレーキング性能の更なるアップデートを目的としているのかもしれません。

2ページ目:スバル新型BRZ tSのサスペンションは、トヨタ新型GR86トレノエディションと全く異なる?!