ヤバいお宝が出てきたぞ…走行距離僅か「248km」で有名映画に登場したランボルギーニ・カウンタック25thアニバーサリーが競売に出品→予想落札価格は驚異の約2.8億円

映画に登場した最後の?ランボルギーニ・カウンタックが競売へ

ランボルギーニの象徴的なモデルであり、1970年代のスーパーカーブームの火付け役でもあったランボルギーニ・カウンタック(Lamborghini Countach)。

見た目の斬新さだけでなく、実用面も意外に高い「ドアが垂直に開閉する」シザードアを採用するなど、まさにスーパーカーのカテゴリをけん引してきた一台といっても過言ではないでしょう。

そんな貴重なカウンタックが、海外の有名映画「ウルフ・オブ・ウォールストーリー」に登場したことがありますが、当時その映画に登場したというカウンタックが海外オークションRMサザビーズに出品されています。


一体どこからこんな凄いお宝が出てきたんだ…

こちらが今回、2013年にマーティン・スコセッシ監督の作品である海外映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に登場したというホワイトカラーのランボルギーニ・カウンタック25周年アニバーサリー(Lamborghini Countach 25th Anniversary, クンタッチ)。

本モデルは、1988年にランボルギーニ創立25周年を記念して特別に作られたモデルですが、エレガントでエキゾチックなウェッジに取り付けられたオーバースタイルのエクステンションは、まさにスーパーカーに求める男の子の理想を詰め込んだ一台でした。

キズや汚れは無く、まさに新車のようなコンディション

この映画に使われたというカウンタック25thアニバーサリーですが、今回オークションに出品されるまで「一体どこで眠らせてたんだ…」と思うぐらいにコンディション抜群で、まるで新品のような美しさとのこと。

おまけに映画では、世界的に有名な俳優レオナルド・ディカプリオさんも運転していたとのことですから、それだけでも十分プレミア価値が付きそう。

当時映画では「2台のカウンタック」が使用されたとのことだが…?

ちなみにこの映画では、重度の薬物乱用の夜の「前」と「後」の変化を映画にて表現するために、2台の車が使用されたとのことで、今回オークションに出品されるのは「純粋な”前”の状態の車両」。

問題の「後」の被害を受けた車両は、別の本物のカウンタックであると伝えられていて、当時破壊された状態のまま保管されているそうです。

こちらが実際に破壊された「後」のカウンタック。

映画「ワイルド・スピード」でもよく見られるのですが、こういった貴重な車の場合、ベースが異なるモデルを本物に見せたレプリカモデルを活用することが多いものの、ウルフ・オブ・ウォールストリートでは本物のカウンタックを使用していたのは驚きですね。

2ページ目:気になるカウンタック25thアニバーサリーの予想落札価格は?そしてアメリカモデルでは忌まわしき5マイルバンパーとは?

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