【価格は788万円から】(2024年)日産の特別仕様車V37スカイライン400R NISMO/NISMO Limitedが2023年8月8日に世界初公開!抽選限定100台のLimitedはZ NISMOと同じで900万円超えに!

衝撃のリークから約1か月!待望の日産V37スカイライン400R NISMOが遂に世界初公開!

2023年8月8日、日産のハイパフォーマンススポーツセダンでお馴染みとなるV37スカイライン400R(Nissan SKYLINE 400R)をベースに、更にトータルパフォーマンスを向上させた特別仕様車400R NISMOと400R NISMO Limitedを発表しました。

400R NISMOに関しては、日本限定1,000台のみ先着順での販売となり、400R NISMO Limitedは、更に少ない日本限定100台のみの抽選販売(公式ホームページにてオンライン応募を受け付けている)で、いずれも2023年9月上旬より発売予定となっています

今回販売されるV37スカイラインNISMOについて、日産は「その時代より受け継がれるGTカーの資質に、NISMOならではのレーシングテクノロジーを活かした空力とシャシー技術を融合させ、より速く、気持ちよく、安心して走れる究極のGTカーを目指して開発した」と説明。

パフォーマンスセダンとしてのロー&ワイドなスタンスによる圧倒的な存在感や、NISMO専用のエンジンと加速チューニングが、スカイラインGTの集大成ともなる走りと佇まいを実現し、更にフロントフェンダーに”GT”のエンブレム、そしてセンターコンソールには1,000台限定のシリアルナンバーを刻印したNISMOメタルエンブレムを配するところも、より特別感が得られるかと思います。


特別仕様車V37スカイライン400R NISMOでは何が変わる?

早速、特別仕様車V37スカイライン400R NISMOの特徴や変更ポイントなどをチェックしていきましょう。

まず一番注目したいのがパワートレイン。

何とエンジン出力&トルクともにパフォーマンスアップ!

エンジンは400Rと同じ排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するも、GT500レース用エンジンに携わった開発者が、同じ開発設備を使ってチューニングを施し、最高出力405ps → 420ps、最大トルクは475Nm → 550Nmへと大幅に向上し、力強く伸びのある加速を実現。

専用チューニングされたエンジンによって、STANDARDのドライビングモードでは、日常域においても力強さと気持ちの良い加速の伸びを実現していて、SPORT/SPORT+モードでは、NISMO専用のAT変速スケジュールを施すことで、エンジンの回転を高回転で維持し、スポーツ走行時にさらにレスポンスの良い走りを提供しているとのこと。

リヤタイヤ+20mmワイド化することで、高次元でのグリップ力をアップ

足回りにおいては、高いトルクをしっかりと後輪で路面に伝えるため、リアタイヤの幅を+20mm拡大し、前後のタイヤのグリップ力を高次元でバランスをとった専用開発の高性能タイヤを採用したのも重要トピックス。

またリム幅を拡大しながらも高い剛性と軽量化を両立したNISMO専用ENKEI製19インチアルミホイールを採用し、操舵初期のレスポンスとコーナーでの接地性を向上し、コーナリング性能を高めたところを見ると、従来の400Rとは別物レベルの走りを提供する可能性が高そうですね。

なお高性能タイヤにあわせて、サスペンションとスタビライザーに専用チューニングを施していて、旋回時のロールを抑えつつ、起伏のある路面でも追従性を保つことで高い4輪接地性を実現し、限界域まで安心できる車両安定性を提供しています。

ブレーキ関連については、耐フェード性に優れる摩擦材を採用したほか、専用タイヤとブレーキパッドに合わせてアンチロックブレーキシステム(ABS)の制御を見直し、制動距離を短縮。

またビークルダイナミクスコントロール(VDC)は、スタビリティの向上にあわせた専用チューニングを施すことで、限界走行時でも性能を発揮できるよう最適化し、ワインディングロード走行などにおいても洗練されたコントロール性を実現しています。

NISMO専用ステルスグレーも設定され、これでGT-R R35 NISMO/フェアレディZ NISMO(RZ34)が揃った!

続いて、こちらも注目しておきたいのがエクステリア。

フロント・リヤバンパーとサイドシルカバーをV37スカイラインNISMO専用パーツとして開発し、細く鮮やかなレッドアクセント、NISMO専用フォグランプ、NISMOエンブレムなど、新世代NISMOロードカー共通の要素をまとうことで、一目でNISMOとわかるデザインへとアップデート。

その中でもフロントバンパーロアグリルとフォグランプを取り囲む造形や、ボディサイドのリアホイール中心を前後に貫くサーフィンラインをオマージュしたデザインにより、往年のスカイラインらしい力強さを表現。

あとは新型GT-R R35 NISMOやフェアレディZ NISMO(RZ34)と同じ、NISMO専用ステルスグレーも追加設定されます。

空気抵抗を低減しながらダウンフォースを大幅に向上させる機能を持ったデザインは、高速走行時の安定性向上に貢献。

さらに、グリル開口部の断面と内部エアガイドの形状を最適化することで、ラジエーターやオイルクーラーへの流れを最適化し、空気抵抗を抑えながらもスポーツ走行でも安心して走り続けられる冷却性能を実現しています。

懐かしきGTマークエンブレム付!ボディカラーは全5色

そしてフロントフェンダーには、懐かしのスカイラインGTエンブレムを貼付することで、高性能モデルであることや他のV37スカイラインと差別化する上での重要な証になることでしょう。

ちなみに400R NISMOのボディカラーは、以下の通り全5色をラインナップ。

◇NISMOステルスグレー

◇カーマインレッド

◇ブリリアントホワイトパール

◇ダークメタルグレー

◇メテオフレークブラックパール

2ページ目:V37スカイライン400R NISMOの内装と、100台抽選のNISMO Limited、そしてグレード別価格帯は?