もう人気無くなったん?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型40系アルファード/ヴェルファイアがお盆休みに一挙「8台」も出品!ただし相場はピーク時の半分に?

相場が下がったとはいえ、新車価格よりも高いことは変わりないが

2023年6月21日に発表・発売されて、もうすぐ2か月が経過するトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。

既に業者オークションでは30台以上もの個体が出品・落札されており、中には新車価格よりも5倍近くとなる約2,500万円にて取引されている個体も存在します。

一方で大手中古車サイト・カーセンサーにおいても、アルファード/ヴェルファイアの新古車・中古車が少しずつ増えてきましたが、今回お盆休みに一挙に8台もの個体が出品されています。


明らかに初物のときの相場に比べると下落した?

それでは早速、大手中古車サイト・カーセンサーにて出品されている新型アルファード/ヴェルファイアの個体をチェックしていきましょう。

まずはアルファードですが、2023年8月10日以降のお盆休みスタート時点で「4台」もの個体が一挙に出展されています。

相場を見てもお分かりの通り、発売された直後の競売・オークション相場に比べると「半額」レベルまで下がっていることが確認できますね。

[新古車・中古車①]
グレード:アルファード2.5L HEV Z[E-Four]
ボディカラー:ブラック
年式:2023年式
車検有無:2026年8月
走行距離:10km
車両本体価格:1,349万円
総支払額:1,369万円
販売元:カーショップグローリー(愛知県一宮市)

[新古車・中古車②]
グレード:アルファード・ガソリンZ[2WD]
ボディカラー:ブラック
年式:2023年式
車検有無:2026年7月
走行距離:464km
車両本体価格:1,198万円
総支払額:1,218万円
販売元:ガリバー練馬目白通り店(東京都練馬区)

以上の通り、ピーク時の相場に比べると大幅に下落していることがわかりますが、冷静に考えてみるとアルファードの新車販売価格は以下の通りなので、新車価格の約2倍にまで跳ね上がっていることを考えると、まだまだ相場は高値を維持しそうなところ。

【新型40系アルファードのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

[アルファード2.5Lガソリン(3列7人乗りのみ)]

◇Z:[2WD]5,400,000円/[4WD]5,598,000円


[アルファード2.5L HEV(3列7人乗りのみ)]

◇HEV Z:[2WD]6,200,000円/[E-Four]6,420,000円

◇HEV Executive Lounge:[2WD]8,500,000円/[E-Four]8,720,000円

定番仕様のガソリンZ[2WD]×ホワイトは1,000万円前半に

続いて他のアルファードの出品車両も見ていきましょう。

先程のブラックの個体と比較すると、相場にはバラつきが見られますし、中古業者もけん制しながら相場をコントロールしている印象を受けますね。

[新古車・中古車③]
グレード:アルファード2.5L HEV Z[E-Four]
ボディカラー:プラチナホワイトパールマイカ
年式:2023年式
車検有無:2026年7月
走行距離:3km
車両本体価格:1,588万円
総支払額:1,598万円
販売元:SANWA SERVICE GROUP CUXY天白店(愛知県名古屋市)

[新古車・中古車④]
グレード:アルファード・ガソリンZ[2WD]
ボディカラー:プラチナホワイトパールマイカ
年式:2023年式
車検有無:2026年7月
走行距離:21km
車両本体価格:1,089.8万円
総支払額:1,114万円
販売元:ガリバー先代バイパス店(宮城県仙台市)

以上の通りとなります。

意外にも、定番仕様のガソリンZ[2WD]×プラチナホワイトパールマイカで車両本体価格は1,089.8万円とかなり控えめな価格設定となりましたね。

現時点で、中古車相場ではこの価格帯がアルファードの最低ラインになっていますが、先日日刊工業新聞でも報じられた通り、いなべ工場だけでなく富士松工場でも並行生産による増産が行われることで、アルヴェルの納期が短縮される場合、中古車相場はどこまで低下するのか注目したいところです。

2ページ目:アルファードに続き、ヴェルファイアの相場も下落傾向に?