ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)の不満ポイント!「充電専用のUSBポートが無い」「Nissan CONNECTナビは相変わらずポンコツ」等

2シータースポーツカーは、不便に感じるところが多いこそ「スポーツカーらしさ」があって良いと思う

2023年2月に私に納車されて、もうすぐ6か月が経過しようとしている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)version ST[9速AT]。

今回は、このモデルが納車されてからの雑感に加え、先日往復 約1,700kmほど走らせた際に感じた不満ポイントをいくつか紹介していきたいと思います。

基本的には車内でのユーティリティ関係や使い勝手などがメインになるため、フェアレディZ(RZ34)の走りに関する不満があるというわけではないのですが、これから少しずつ納車が進むであろうフェアレディZ(RZ34)を、より使い勝手良くするにはどうしたら良いのか?も含めてまとめていますので、少しでも参考になりましたら幸いです。


新型フェアレディZ(RZ34)はサーキット志向のクルマではないが、見た目のインパクトだけでも満足度が高い

新型フェアレディZ(RZ34)が納車されてもうすぐ6か月が経過しますが、改めてこの車を4,000km近く走らせて感じたことは、サーキット等にてシビアに走らせる車ではなく、高速道路などの直線を優雅に快適に走らせるグランドツーリングカーだと考えていて、それにプラスアルファで見た目の派手さ、コンセプトカーのような非現実的な見た目で満足度を高める車だと考えています。

もちろん、V6ツインターボの力強くもトルクフルな走りも特筆すべき点ですが、それ以上に高速道路での乗り心地の良さはスポーツカーとは思えない程に上質なので、ある意味このギャップもフェアレディZ(RZ34)の良さの一つなのかもしれませんね。

こうした走りの良さが際立つ一方で、中身でちょっと不満に思うポイントもいくつかあるので、そちらも併せて見ていきましょう。
※致命的と呼べるほどの不満ではありませんので、温かい目で見て頂けますと幸いです

USB充電ポートが設けられていない

まずは、フェアレディZ(RZ34)にUSB充電ポートが設けられていないこと。

これは以前からもお伝えしている通りですが、本モデルのエアコン操作系の直下には、メディア再生用のUSB Type-CとType-Aのポートしか設けられていません。

もちろん、若干の充電は可能かと思われますが、短時間での急速充電は難しいのが正直なところ。

DC12Vの電源ソケットは、センターコンソールボックス内に隠れている

そのため、充電メインのUSBポートを増設するには、センターコンソールボックスの赤丸部分にあるDC12Vの電源ソケットに外付けのUSB変換ポート(変換器)を設ける必要があります。

これについては、他に所有するホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)や三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)でも増設している方法で対処済ではあるものの、「それなら最初からコンソールボックス内にUSBポートを設けて欲しかった」と思うところです。

スマホなどの仮置きスペースはそこまで充実していない

続いてはスマホなどの仮置きスペースが充実していない件ですが、これは2ドアスポーツクーペの特性上仕方ないことなので、不満に感じているよりも、実際に長距離移動時に使用してみて「不便に感じるところがスポーツカーらしいなぁ」と感じた程度。

上の画像の通り、メディア再生用USBポートの左隣りにスマホの仮置きスペースが僅かに設けられている位で、あとはUSBポートの目の前の僅かなスペースに小物を置くぐらいのスペースが設けられているぐらい。

何かとセンターシフト周りはゴチャゴチャしてしまいますが、これも9速ATシフトだからこそできることであり、ガチャガチャとシフトを動かすような6速MTの場合だと、USBポートの目の前に小物類を置いておくと邪魔になってしまうので注意が必要です。

ちなみに長距離移動時は、助手席に乗る妻が退屈しないためにも、ポケットWi-Fi(ネオチャージWi-Fi)を常備していたのですが、バッテリーが不足した際には、コンソールボックス内に収納しつつ充電することが可能だったため、本モデルが仮置きスペースを占領するようなことがなかったので安心。

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