【価格は2,500万円！】トヨタ新型センチュリーSUVが世界初公開！何とヒンジドアとスライド、更にはオープンモデルまで選択可能で、オーナーの要望を叶える理想のテーラーメイドモデルだった
遂に新型センチュリーSUVが世界初公開！まさに「選ばれた人物」しか乗れない究極のショーファーカー
2023年9月6日(水)の13時半、トヨタ公式がフラッグシップショーファーカーでお馴染みとなる新型センチュリーSUV(Toyota New Century SUV)を世界初公開しました。
今回発表された新型センチュリーSUVですが、セダンタイプだけでなくSUVにまで展開した理由としては、トヨタ幹部のサイモン・ハンフリーズ氏曰く「多様な顧客のニーズに応える」ため。
ちなみにショーファーモデルでSUVをラインナップしている日本の自動車メーカーは存在しませんが、海外だとロールスロイス・カリナン(Rolls-Royce Cullinan)やベントレー・ベンテイガ(Bentley Bentayga)が対象であり、おそらくセンチュリーSUVも「和製ロールスロイス」として競合に立ち向かい、グローバルモデルとして活躍の場を広げるのではないかと予想されます。
早速、新型センチュリーSUVがどのようなモデルなのか？驚きのテーラーメイドシステムも含めてチェックしていきましょう。
新型センチュリーのエクステリアを見ていこう
こちらが今回、世界初公開された新型センチュリーSUVのエクステリア。
車両本体価格は、フラッグシップショーファーカーに相応しい2,500万円(税込み)での販売となります。
発売時期は2023年中を計画しているとのことで、具体的な日程までは不明ですが、製造元はトヨタ自動車・田原工場で、月販基準台数は僅か30台とかなり限られています。
外観はまさに「和製ロールスロイス」そのもので、トヨタ曰く「威風凛然」をテーマにした、日本の美意識を随所にちりばめた匠の技術と気品ある一台に仕上げられているとのこと。
サイドビューを見てもおわかりの通り、Cピラーに傾斜が付けられたことでクーペライクなフォルムになる一方、リヤに重心のあるショーファーカーならではのプロポーションと、よどみなく大らかなドア平面を几帳面でくくった織機の「杼(ひ)」をモチーフとした造形を組み合わせ、時代に左右されないセンチュリー独自の世界観を表現。
ボディサイズとしては、全長5,205mm×全幅1,950mm×全高1,805mm、ホイールベース2,950mmと、レクサス新型LX600の全長5,100mmよりも伸びやか。
車体重量は2,570kgで、乗員定数は4名のみなので、まさにショーファーカーに相応しい仕様だと思います。
センチュリーの象徴ともいえる「鳳凰エンブレム」は鏡面磨き
そしてセンチュリーの象徴といえば、やはりこの「鳳凰」のエンブレム。
これは職人による精緻な彫刻が施されたもので、塗装面を徹底的に磨き上げボディに圧倒的な光沢をもたらす「鏡面磨き」など、ものづくりを極めた匠の手による細部にわたる仕上げこそ、トヨタのショーファーカーに相応しいデザイン。
ヘッドライトとテールランプの点灯ポイントもチェック
そしてこちらが、フロントヘッドライト点灯時。
片側4灯式のLEDヘッドライトを点灯。
フロントウィンカーはLED点滅式ですが、下部の2灯式LEDの真上が点滅する仕組みになっているようですね。
そしてこちらはテールランプ点灯時。
フロント同様に片側4灯式で、ハイマウントストップランプはロングタイプ。
ちなみにリヤウィンカーも、フロントLEDウィンカー同様に、下部の真上が点滅する仕組みになっているようです。
多用なニーズに合わせて、顧客の要望に応える究極のテーラーメイドも実現
そしてこちらも注目したいドア開閉。
今回の新型では、ヒンジ式の横開きだけでなく、乗降り性も考慮して、ミニバンでも採用されているスライドドアを採用するなど、この点はテーラーメイドで仕上げていくとのこと。
しかも、今回のワールドプレミアでチラッとだけ公開されましたが、まるでロールスロイス・ドーンのようなオープンモデルに仕上げることも可能なようです。
なおトヨタによれば、今回のリヤシートへの乗り込みについては、以下をポイントに設計を進めたそうです。
◇リフレッシュ機能など、後席に乗る顧客が心からくつろいでいただける機能を備えた、フルリクライニング可能なリヤシートを採用
◇長年楽器づくりに携わってきた匠の研ぎ澄まされた音の感性、卓越した技術をオーディオ開発に注入。生演奏を彷彿させる心地よいリスニング空間を実現
◇最大75°まで開くリヤドアと、掃き出しフロアで、優れた乗降性を実現。また乗降時に便利なオート電動格納式ステップやセンターピラーに取り付けられた握りやすい大型アシストグリップで、後席にお乗りの方の自然で美しい乗降所作をサポート