これはヤバイ…空港の屋内駐車場にてアキュラ(ホンダ)新型NSXタイプSのタイヤホイール盗難被害!更に10年以上ガレージ保管されていた貴重なNSX-Tが競売に出品へ!
商業施設や公共施設の屋内駐車場に停めることすらも怖くなる
日本だけでなく海外でも発生している自動車の盗難被害。
しかも車両だけでなく、タイヤホイールの盗難被害も発生していますが、今回アメリカのとある公共施設駐車場にて、ホンダの北米部門となるアキュラ新型NSXタイプS(Acura New NSX Type S)のタイヤホイールが盗まれる被害が発生しました。
自宅もしくはアパート、マンションの野ざらしの駐車場だと盗難被害が起きているイメージですが、今回はまさかの人の出入りが多いであろうサンフランシスコ空港の屋内駐車場にて発生しました。
まさか施設の駐車場でも盗難被害が発生するとは…これでは安心して停めることも、公共交通機関も気軽に利用できない
こちらが今回、アメリカ・サンフランシスコ空港の利用者駐車場にて駐車していたアキュラ新型NSXタイプSのタイヤホイールが盗まれた現場。
車体にはボディカバーが被せられていますが、画像を見てもお分かりの通り、前後のタイヤホイールが外され、フロント部分には不適席にレンガが置かれていることが確認できますね(車体アンダーにはキズが多く見られたそうです)。
海外メディアの報道によれば、この車を所有するサンフランシスコ在住の男性オーナーは、空港を利用して丸一日駐車していたそうですが(プライベートで飛行機を利用?)、その僅か1日駐車しただけで、タイヤホイールが盗まれてしまったとのこと。
NSXタイプSのタイヤホイールは日本円で100万円以上
Tire Meets Roadのレポートによれば、通常のNSXのホイールは1本あたり2,300ドル(日本円に換算して約32万円)ですが、NSXタイプSのホイールだと8,000ドル~10,000ドル(約111万円~約140万円)かかるとのこと。
更に画像を見てもお分かりの通り、タイヤホイールを盗んだ窃盗集団は、レンガを置いた場所がジャッキアップポイントではなく、不適切な車体アンダー部分においてしまったため、ロッカーパネルに大きな損傷が見られ、更にフロント寄りにしかレンガを置いていなかったことから、リヤ部分が傾いてしまい、リヤディフューザーなども損傷している恐れが高いとのこと。
タイヤホイール代だけでなく、各種パーツ類の損害額もかなりのものと予想されますが、それ以前に金銭を得るために他人が大切にしている車を平気で傷つけ、且つタイヤホイールを盗んで転売するのは許せないところ。
現在、地元警察の協力により、空港内の監視カメラなどを利用して犯人を捜査しているとのことですが、公共交通機関の有料駐車場でこのようなことが起きてしまうと、今後安心して駐車することができないのが正直なところ。
今回は世界限定350台限定の特別な車だったから盗難被害が発生したのか、それとも普段からカリフォルニア空港では、こういった盗難被害が相次いでいるのかは不明ですが、何れにしても「公共施設内だから」「有料の屋内駐車場だから」といった理由で安心して駐車することは危険であり、明日は我が身で私もこういった駐車場を利用する際には、何らかの対策を行っていく必要があるのかもしれません。