日本仕様はちょっと手抜き感が…(2024年)一部改良版・トヨタ新型GR86と漫画「頭文字D」をモチーフにした特別仕様車が世界初公開!抽選限定200台はかなり狭き門
想像していたのは、北米市場向けのトレノエディションだが、思ってたのとちょっと違うような…
トヨタとスバルの共同開発モデルでお馴染みとなるGR86とBRZ。
2023年9月22日、スバルの一部改良版とハイパフォーマンスグレードSTI Sportが追加された新型BRZが既に発表されていますが、少し遅れてトヨタからも一部改良版並びに特別仕様車RZ 40th Anniversary Limitedが発表されました。
今回の一番の注目ポイントは、北米市場向けでも注目された漫画「頭文字(イニシャル)D」の主人公・藤原拓海が運転する藤原とうふ店号・トレノAE86をモチーフにしたトレノエディションの日本版ということで、北米市場向けと同じデザインを想像していたのですが、「えっ、そのデザインで登場するの?」と思ってたものとちょっと違う内容となっています。
具体的にどういった内外装デザインなのか、早速チェックしていきましょう。
これがパンダトレノAE86をモチーフにした特別仕様車40th Anniversary Limited?
こちらが今回、トヨタ公式より発表された一部改良版・新型GR86と、AE86生誕40周年を記念する特別仕様車GT86 RZ 40th Anniversary Limited。
特別仕様車に関しては、その名称にもある通り上位グレードRZをベースにした特装車で、日本抽選限定200台のみの超限定販売となります。
しかも、この200台抽選限定はネットでの申し込みではなく、最寄りのGRガレージディーラーでのみ直接申込みを受け付けるタイプになります。
北米市場向けのボンネットデカールの設定は無し
改めて特別仕様車を見ていきましょう。
北米市場向けとして発表されたトレノエディションと大きく異なるポイントとして、なぜかフロントフードボンネットにはブラックのアクセントデカールが装備されていないということ。
イニシャルDでの特別チューニング後のブラックボンネットを彷彿とさせるような、あのブラックデカールは採用されず、シンプルなモノトーンカラーにまとめられているのはちょっと残念。
ちなみにこちらが、北米市場向けとして発表された特別仕様車GT86トレノエディション。
こうして見比べてみると、ボンネットのブラックアクセントの有無で印象が大きく変化しますね。
パンダトレノを彷彿とさせるサイドデカールはディーラーオプション設定
日本仕様の特別仕様車に戻りましょう。
ドアサイドデカールやGRトランクスポイラーはディーラーオプションになりますが、それ以外のパフォーマンスを向上させる足回りなどのパーツ類は標準装備となります。
特別仕様車のボディカラーは2色のみ
ちなみにボディカラーは、クリスタルホワイトパールとスパークレッドの僅か2色のみで、ホイールカラーはダークグレーメタリック塗装の一択となっています。
足もとのアルミホイールは18インチ×7.5Jとなりますが、タイヤ銘柄までは不明(タイヤサイズは前後共通の215/40R18インチ)。
標準車ではメーカーオプション扱いとなるハイパフォーマンス仕様の足回りも標準装備
ブレーキ関連は、レッドのブレーキキャリパーカバー付きとなるブレンボ製ベンチレーテッドディスクブレーキを標準装備。
アブソーバー関係は、ASCHS(ZF)製アブソーバーを標準装備。
RZグレードだとメーカーオプション扱いとなるため、こうしたパフォーマンス向上系のパーツが全て標準装備なのは、特別仕様車の魅力的なポイントの一つだと思います。