新型エルグランド(E53)のサプライズ発表も有り得る?!日産がジャパンモビリティショー2023用のコンセプトカー2台を先行発表!既に商標も4件出願済み

日産は、ジャパンモビリティショー2023開催までに、4車種のコンセプトカーを先行発表するようだ

2023年10月25日のプレスデーより開催予定となっているジャパンモビリティショー2023(JAPAN MOBILITY SHOW 2023)にて、日産が出展概要を公開し、サプライズとして2台のピュアEVコンセプトカーを発表しました。

日産はコンセプトーカー第一弾として「ニッサン・ハイパーアーバン(NISSAN HYPER URBAN)」を公開し、更に第二弾として「ニッサン・ハイパーアドベンチャー(NISSAN HYPER ADVENTURE)」の画像を公開しています。

ちなみに日産は、HYPER〇〇シリーズに関する商標を4件出願していて、2023年10月10日の時点で2車種を残しています。

そのなかに、以前より噂されているフルモデルチェンジ版・新型エルグランド(New ELGRAND, E53)も含まれているのか考えていきたいと思います。


2023年10月10日に発表された「ニッサン・ハイパーアドベンチャー」をチェックとは?

こちらが2023年10月10日に日産公式プレスリリースより発表された、ピュアEVコンセプトカー第二弾となる新型ニッサン・ハイパーアドベンチャー。

本モデルについて日産は、「自然を愛し、環境に配慮したライフスタイルを送りながら、アウトドアを思う存分楽しみたいお客さまに向けた本格SUV」と説明。

週末に近くの山へ遊びに行くときも、人里離れた場所へ数ヶ月にわたって旅するときでも、アウトドアにおける多様なニーズに応えたSUVモデルとのこで、オフロードにも強いモデルである可能性が高そう。

パフォーマンスに関する具体的な情報は記載されていませんが、大容量バッテリーを搭載するとのことで、長期間の旅や遠方へのドライブを可能とし、目的地に到着した後にはアウトドアアクティビティを楽しむための電源となり、照明や電気を必要とするアウトドア用品へも給電可能とのこと。

またV2X(Vehicle-to-Everything)機能を通じて、EVエコシステムの一部となり、クルマのバッテリーに蓄えた電力を自宅へ供給(Vehicle-to-Home)したり、車両から電力を電力網に供給(Vehicle-to-Grid)することで地域の電力インフラをサポートするなど、自宅でも旅先でも電力を適切にマネジメントすることができるとのこと。

そして駆動方式については、既に新型アリア(New Ariya)などでも採用している電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」をアップデートさせ、雪道や山道などでも快適な乗り心地を実現し、安心してワクワクする走りを楽しむことができるそうです。

スノーギアである”アイゼン”から着想を得た形状

エクステリアデザインにおいては、ダイナミックな面構成のボディパネルがアクティブさを表現していて、ボディサイドに採用した特徴的な斜めのキャラクターラインが広々としたキャビンを強調。

またフロントバンパーからフロントガラスに空気が抜けるエアダクトを持ち、スムーズなルーフラインからサイドウィンドウ、Cピラーまでを一体化させ、グラスエリアと車体後部を段差のないフラッシュサーフェスデザインとすることで、高い空力性能を実現。

ホイールとフロント・リヤバンパーは、スノーギアである”アイゼン”から着想を得た形状とすることで、雪道や悪路を掻き進むような力強さを表現しています。

近未来的なインテリアは日産の得意分野

インテリアにおいては、インストルメントパネル前方にピラー間をつなぐワイドなディスプレイを搭載。

フロントガラスにカメラでとらえた車外の状況を映し出すことにより、運転時にはボディが透けたような大きく開けた視界が目の前に広がり、車内外の空間がシームレスにつながる感覚を味わうことが可能となっています。

2ページ目:日産は「ハイパーアドベンチャー」「ハイパーアーバン」以外に、どのような商標を出願している?