新型エルグランド(E53)のサプライズ発表も有り得る？！日産がジャパンモビリティショー2023用のコンセプトカー2台を先行発表！既に商標も4件出願済み

2023-10-10

(続き)日産がジャパンモビリティショー2023に出展するコンセプトカーを見ていこう

引き続き、日産がジャパンモビリティショー2023にて出展するEVコンセプトカーを見ていきましょう。

2023年10月3日に発表された第一弾の「ニッサン・ハイパーアーバン」とは？

そしてこちらが、2023年10月3日にEVコンセプトカー第一弾として先行発表された新型ニッサン・ハイパーアーバン。

本モデルは、環境や社会課題への意識が高く、今あるものを大切に使い続ける持続可能なライフスタイルを追求しながら、都市や郊外といった場所を問わずにアクティブに活動する顧客に向けたクロスオーバーEVとして発表される予定です。

日産曰く、ハイパーアーバンは「ソフトウェアを常に最新の状態にアップデートし、必要に応じてハードウェアであるクルマのパーツなどを一新していくことで、お客さまのさまざまな趣向に応え、より長く、より愛着を持って乗り続けていただくことを可能としています」と説明。

具体的には、インテリア全体の雰囲気をリフレッシュしたいときに、最新のグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)にアップデートしたり、好みにあわせてインストルパネルを交換したりすることも可能だそうで、新しいクルマのカタチを提供することになりそうですね。

給電をAIによって自律的にコントロールし、電力を効率的にマネジメント

本モデルに関しても具体的なスペックは明かされていませんが、バッテリーに蓄えた電力を自宅や店舗、オフィスなどに給電することができるV2X(Vehicle-to-Everything)機能により、クルマに乗っているときだけでなく、駐車時にもEVの機能を最大限活用することが可能とのこと。

V2Xを行う際には、日産独自の制御コンセプトである「Intelligent Charging Management System(ICMS)」が、クルマへの充電や建物への給電をAIによって自律的にコントロールし、電力を効率的にマネジメントするとのこと。

これにより、再生可能エネルギーの有効活用や電力のピークカットにも貢献し、EV用バッテリーがもたらす価値を最大化するそうです。

エクステリアデザインにおいては、時間帯や光の陰影で表情を変える都会的なライムイエローのボディカラーを基調とし、ヘッドライトからリヤコンビネーションランプまで、ボディサイドを前後に突き抜けるようなブラックのラインをあしらい、そのラインと交差するようにリアフェンダーへと落ちていくハイライトとの組み合わせによって、存在感を際立たせています。

高い居住性を確保しながらデザインされたスポーティーなシルエットは、空力性能に優れ、四隅に配置された大径タイヤとあわせてダイナミックでモダンな佇まいを表現していますが、ドア開閉も近未来的なバタフライドアを採用しているのもユニーク。