走行距離14.7万km&事故しながらも価値は衰えず!日産スカイラインGT-R R34 V-Specが競売に登場!ボディカラーは人気のミッドナイトパープルⅢ

天井知らずの価値を持つスカイラインGT-R R34が、またも海外の競売に登場!

右ハンドル仕様の日本製スポーツカー(JDM)で、年々その価値が高騰しているモデルといえば、トヨタ80スープラ(Toyota 80 Supra)やスバル・インプレッサ22B STi(Subaru Impreza 22B STi)、そして日産スカイラインGT-Rなどが挙げられますが、今回その中でも天井知らのプレミア価値を持つスカイラインGT-R R34が競売に出品されています。

イギリスオークションサイトBring A Trailerにて出品されているのは、2000年式の日産スカイラインGT-R R34 V-Specで、純正ライクな見た目ながらも細かい部分で改造された(ちょっと訳アリの)極上の一台となっています。

盗難被害の遭いやすい一台ではありますが、果たしてどれほどの価値を持つのか?内外装も含めてチェックしていきましょう。


ボディカラーは人気のミッドナイトパープルⅢ

こちらが今回、Bring A Trailerにて出品されている2000年式の日産スカイラインGT-R R34 V-Spec(シャシーナンバーはBNR34-006488)。

ボディカラーは定番のミッドナイトパープルⅢで、(カラーコードは異なりますが)最近の日産のカタログモデルとなる、V37スカイラインやノートオーラ(New Note Aura)、アリア(New Ariya)でも採用されているマジョーラカラーです。

ちなみにこのボディカラーにペイントされた個体は、日本で198台製造されたうちの128台目。

このモデルは、2018年にイギリスへと輸出され、その後走行距離はどの程度伸びたのかは不明ながらも、競売出品時の走行距離は約147,000kmと結構走られていますね。

パワートレインは、排気量2.6L RB26DETT型直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、個別のスロットルボディやデュアルオーバーヘッドカムシャフト、24個のバルブを装備。

ボンネットフードはステーで固定式となりますが、車系YouTuberがインプレッションすると「スカイラインGT-Rなのにダンパーじゃない」とか色々と不満の声が出てきそう。

調整可能なストラットバーはレッド仕上げのエンジンヘッドカバーの上を跨ぐように固定され、他にもアルミニウムラジエーターとクスコのオイルキャッチ缶が含まれるとのこと(2023年6月にオイルとフィルター交換済みとのこと)。

その他の仕様を見ていくと、トランスミッションは6速MTで、駆動方式は全輪駆動[AWD]、グレーのインテリアを採用。

この他の装備内容も見ていくと…

◇アフターマーケットエキゾーストシステム

◇MeisterRコイルオーバー

◇Super HICASリアステアリング

◇Brembo製ディスクブレーキ

◇18インチ鍛造アルミホイール

◇カーボンファイバー製フロントスポイラー

◇調整可能なリアウイング

◇アルミラジエーター

◇クスコオイルキャッチ缶

◇ニスモインストルメントクラスター

◇ブリッツブーストコントローラー

◇ソニーステレオ

◇オートエアコン

◇オーナーズマニュアル、検査書類

前に所有していた日本人オーナーが一度事故している訳有り車両

ちなみにこのモデル、イギリスへと輸出される前に所有していた日本人オーナーが衝突事故を起こしたそうで、その際に左側のヘッドライトとフロントエアロコンポーネントを新品に交換したそうです。

その関係で、他に塗装が剥げてしまったフロントバンパーやサイドミラーキャップ、テールライトベゼルは前オーナーが再塗装を依頼済み。

また修理の際には、カーボンファイバー製フロントスポイラーやカナード、ペイントされたウインカーレンズ、クリアコーナーマーカー、シルバー仕上げのリアウイングインサートなども新品同様に修復されているようです。

2ページ目:事故した車両でありながらも、入札価格は新車価格の2倍以上?!