フルモデルチェンジ版・ホンダ新型N-BOX Custom(JF5)納車後の良い点と気になる点!ドアは90度まで開き乗降りし易いが、意外と「半ドア」になりやすい?
使い勝手という面では、先代N-BOXと大きく変わらないものの、細かい点で見ていくと意外な違いも?
2023年10月に私に納車されて3週間が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型N-BOXカスタム・ターボ(Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)[2WD]。
普段の街乗りから近場の買い物、子供の習い事の送迎、中距離移動と幅広く活躍している最高の足車ですが、今回は本モデルを普段使いしてみて感じた良い点や気になる点をいくつか見ていきたいと思います。
基本的には、以前私が所有していた特別仕様車N-BOXカスタムLターボ・スタイル+ブラック(N-BOX Custom L Turbo STYLE+ BLACK)[2WD]の使い勝手や装備内容と同じではあるものの、一部異なる部分もあったのは意外なところ。
具体的にどういったところに違いがあるのか?良かった点も含めてチェックしていきましょう。
ドアは約90度まで開くので乗り降りしやすい
まずは新型N-BOXのドア開閉について。
これは以前私が乗っていた先代N-BOX同様に、フロントの横開きドアが約90度でオープンするので、乗り降りがし易い仕組みになっています。
特に妻の茶道イベントの関係で、着物を着たお客さんを複数人乗せる際に、脚をそこまで上げることができない上に、着物の厚みの関係で開口部が狭いと乗降りし辛くなってしまうため、そういったときにN-BOXの90度開きや後席のスライドドアオープンはとても助かるところ。
N-BOXの開口部の大きさは魅力的
こちらはサイドビュー。
横から見てもフロント・リヤの乗降り性がかなり高そうに見えますね(実際に茶道イベントで利用していたお客さんも乗降りしやすそうだった)。
あとはこれだけ開口部が大きければ、ちょっと大きめの荷物も出し入れしやすいですし、後席に関してはホンダの伝統装備であるチップアップ機能(座面を上部に持ち上げて固定)も健在のため、背高い荷物や植物も積めるのはグッドポイントだと思います。
新型N-BOXは半ドアになりやすい?
ただし、ちょっと気になるポイントとしては、運転席・助手席側のドアが半ドアになりやすいこと。
これは先代N-BOXや、他に所有する軽トールワゴンの三菱・新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)では感じられなかったポイントですが、「軽自動車=ドアが軽い」というイメージだったものの、新型N-BOXではヒンジの抵抗が少し強いためなのか、それとも軽いドアだからこそ勢いよく閉めることの無いように工夫しているからなのかは不明ですが、半ドアの頻度が多いのが正直なところです。