日産がJMS2023向けに新型エクストレイルe-POWER(T33)/ノートオーラ/キックス/サクラの90周年特別仕様車を発表!残念ながら市販化の予定は無く、特別感は薄い?

ジャパンモビリティショー2023の目玉モデルはハイパーシリーズで、90周年記念モデルはあまり注目されていない?

2023年10月25日のプレスデーより開催のジャパンモビリティショー(JMS)2023にて、日産はサイバーパンクなコンセプトモデルとなるハイパーシリーズを5車種発表し大きな話題となりましたが、その一方でもう一つ注目されているのが、日産創立90周年を記念した特別仕様車。

90周年記念モデルに関しては、リーフ(Nissan Leaf)/サクラ(SAKURA)/エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)/セレナ(New Serena, C28)/キックス(New Kicks)/ノートオーラ(New Note Aura)の全6車種となっていますが、今回はそのうちの4車種をチェックしていきましょう。

ちなみにこの特別仕様車では、フロントグリルやドアミラーにカッパー色のアクセントを施し、専用のアルミホイールやシート素材などを採用することで90周年の特別感を演出しているそうですが、残念ながら市販化の予定は無いとのことです。


ノートオーラ90周年記念エディション

まずは、日産ノート(New Note, E13)をベースにしたプレミアム3ナンバーコンパクトカー・ノートオーラ90周年記念を見ていきましょう。

ボディカラーは何ともスポーティながらも上品なレッドカラー×ブラックルーフ2トーンで、フロントフードには特別なブラックとゴールド?らしきセンターストライプを追加。

足もとはグロスブラック×切削光輝の2トーン仕上げで、アウタードアハンドルは意外にもボディカラーと同色。

リヤクォータービューはこんな感じ。

従来のノートオーラから特にこれといった特別感はありませんが、従来の5ナンバーモデルとなるノートに比べて、フロント・リヤバンパーがカラードタイプになることでワイド&ローを際立たせていますし、2023年12月にマイナーチェンジ版として新しく発表予定の新型ノートも、ボディ同色バンパーが採用されるため、ノートオーラの特別感が少し薄れてしまうのはちょっと残念なところです。

内装は至ってシンプルで、90周年特別仕様車特有のインパクトはあまり無し。

メーター類は変わらず12.3インチのフル液晶で、Nissan CONNECTナビゲーションディスプレイも9インチのままですが、ノートとの差別化を図る意味でも12.3インチにワイド化しても良いのでは?と思ったりもします。

サクラ90周年記念エディション

続いて、日産のピュアEV軽でお馴染みとなるサクラ90周年記念エディションを見ていきましょう。

こちらもボディカラーは刺激的なレッドカラーで、ブラックとゴールド?の縁が設けられたセンターストライプが確認できますが、これがペイントなのかデカールなのかは不明。

こちらも、足もとのホイールはグロスブラックにペイントされて引き締まりが強化され、Aピラーからルーススポイラーサイドにかけてカッパー色と思われるカラーアクセントが追加されています(フェアレディZ(RZ34)の日本刀をイメージしたシルバールーフラインに似ている)。

こちらはリヤクォータービュー。

リヤロアバンパーはグロスブラック仕上げではなく、シンプルな無塗装ブラックの樹脂パーツのように見えますね。

こちらは内装になりますが、先程のノートオーラ同様にノーマルモデルと特に大きな違いは無さそうですね。

2ページ目:新型エクストレイルe-POWER(T33)とキックスの90周年記念モデルもチェック!