フルモデルチェンジ版・スズキ新型スイフトの実車が世界初公開!何と次期スペーシアに続き電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド採用へ
あれだけ一部の装備を渋っていたスズキも、ようやく危機感を持って採用してきたようだ
2023年10月25日のプレスデーより開催されたジャパンモビリティショー(JMS)2023ですが、今回はスズキのフルモデルチェンジ版・新型スイフトコンセプト(Suzuki New Swift Concept)の実車をチェックしていきたいと思います。
これまで、電動パーキングブレーキ[EPB]&オートブレーキホールド[ABH]を一切採用してこなかったスズキですが、2023年11月に発売予定のフルモデルチェンジ版・新型スペーシア(Suzuki New Spacia)/スペーシアカスタム(New Spacia Custom)含めて、スイフトコンセプトでも遂に採用してきました。
私がいつもお世話になっているスズキディーラーの情報によると、新型スイフトは2023年12月頃に量産モデルが発表される予定で、その頃にはティーザーパンフレットやグレード別価格帯、見積もり作成も可能になっているかも?とのこと。
そして、このモデルのハイパフォーマンス版となるスイフトスポーツ(Swift Sport)に関して、今のところ市販化に関する情報は無く、6速MTを廃止にしたZC33S型を継続して販売していくことになります。
新型スイフトコンセプトの実車を見ていこう
早速、ジャパンモビリティショー2023にて展示された新型スイフトコンセプトの実車を見ていきましょう。
※Drive.com.au様より引用
おそらくはほぼこの姿で市販化されるであろうスイフトコンセプトですが、現行モデルからのキープコンセプトでありながらも、フロントボンネットフードはナベ蓋のようにすることでボディ剛性を向上させている?との情報もありますが、この点に関してスズキ公式からは特に説明は無し。
ボディカラーはスポーティなブルー×ブラックルーフの2トーンカラーを採用していて、フロントグリルもメッシュグリルパターンを採用していることから、既にこのデザインからしてスイフトスポーツ風。
一部報道によれば、次期スイフトスポーツは登場せず、現行ZC33Sで最後になる?との噂もありますが、仮に新型スイフト一本に集約されるのであれば、なぜここまでスポーティな顔つきに仕上げてきたのかも何となく納得できるところ。
ダイハツ次期ムーヴもカスタムを廃止にして一本化
ちなみに2023年7月から2024年春頃に発売延期となっているダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴ(Daihatsu New Move)も、ムーヴカスタムを廃止にして一本化に集約する予定。
名称はムーヴでありながらも、顔つきがアクティブなムーヴカスタム寄りであることを考えると、もしかすると各自動車メーカーではラインナップモデルのスリム化も検討?しているのかもしれません。
ボディサイズは5ナンバー継続?それとも3ナンバー?
改めてスイフトコンセプトを見ていきましょう。
ボディスタイルもコンパクトなハッチバックスタイルですが、具体的なボディサイズまでは公表しておらず。
おそらくは現行モデル同様に5ナンバーに収めてくるのではないかと推測するも、上述の通りスイフトスポーツとの一本化になることを予想すると、もしかすると走行パフォーマンス向上の関係でトレッド幅を拡大 → 全幅拡大で3ナンバー化ということも考えられそうなところ。
リヤテールランプは、現行と反転した逆”コ”の字型のLEDを採用し、リヤウィンカーは非LEDのようです。
足もとには、切削光輝+グロスブラックのデュアルトーン仕上げとなる16インチアルミホイールを装着し、タイヤ銘柄はブリヂストン製エコピアEP150で、タイヤサイズは185/55R16インチと確認できます。
パワートレインはマイルドハイブリッド継続とのことだが…?
リヤテールゲートには、バックカメラや”HYBRID”バッジも。
エンジンについては詳細不明ですが、一部報道によれば排気量1.0L 直列3気筒直噴ターボエンジンをベースにしたマイルドハイブリッドが採用される可能性があるとのことで、スポーツ重視のハッチバックが期待できそう。