25歳の男がランボルギーニなど約1.5億円相当のスポーツカーをレンタル・盗難→転売の疑いで逮捕!日本ではトヨタ・アルファードのレンタカーが盗難疑いで返って来ず

1組の夫婦が6台ものスポーツカーやスーパーカーを所有しているのも凄いことだが…

アメリカ・カリフォルニアにて、25歳の男が総額100万ドル(日本円に換算して約1.5億円)相当となるスーパーカー/スポーツカーを盗み、その後VIN(車両識別)番号を不正に悪用 → 所有権を付けて転売した疑いで逮捕されました。

これは、アメリカ・カリフォルニア州マリエタ在住の25歳の男が行った犯罪行為で、地元警察の調べによると、男はスポーツカーなどの6台を所有する夫婦に対し、”何らかの理由”を付けてレンタルし、その後インターネット販売サイトなどを通して転売しようとするもバレて逮捕 → 重罪に問われる可能性があるようです。

この他にも、日本のレンタカー会社であるニコニコレンタカー京都上鳥羽口駅店のトヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD, 30系)のレンタカーが、指定の日時に返却されず盗まれた疑いがあるとしてSNSにて拡散され話題となっています。


容疑者と盗難被害を受けた夫婦との関係性は不明ながらも、6台もレンタルできるだけの信頼関係があったのかも?

まずはアメリカ・カリフォルニアにて発生したというスーパーカー/スポーツカー/高級車など6台の盗難被害について見ていきましょう。

アメリカ・リバーサイド郡地方検察局によると、2023年10月27日、ケンダル・クラークという25歳の男(容疑者)が、同年9月に1組の夫婦から6台もの車両を期限付きでレンタルしたと報告。

検察側は、容疑者が6台の車をレンタルした後、問題の車両のVIN(車両識別)番号を不正に悪用し、転売した疑いあると主張していて、しかもこれら6台の車両は、1組の夫婦が日常的に使用している車だったそうです。

なぜ、これら6台もの車両を容疑者に貸したのか明らかになっていませんが、もしかすると彼らの関係性はとても親しいものだったのかもしれないですし、夫婦側も容疑者のことを信頼していたのかもしれません。

盗まれた車両の総額は日本円で1.5億円以上!全て被害者に戻ってきたのは奇跡

しかしながら、所有者である夫婦は、その後クラーク容疑者からレンタル契約終了時に車を返さなかったうえに連絡も途絶えてしまったため「車が盗まれた」と警察に報告。

ただ、夫婦が所有する車には、自分たちの名前(いわゆる車検証の情報)が入っておらず、リバーサイド自動車盗難取締局はこの事件に早急に取り組み、様々な方法を駆使して、すべての車の位置を特定したとのこと。

検察当局によると、クラーク容疑者はランボルギーニ・ウルス(Lamborghini Urus)やウラカン(Huracan)、ポルシェ・カイエン(Porsche Cayenne)、シボレー・コルベット(Chevrolet Corvette)、ジープ・ラングラー(Jeep Wrangler)、BMW i8を盗んだとのことで、これらの車両の総額は優に100万ドル(日本円に換算して約1.5億円)を超えているそうです。

犯人は自身が行った行為を「無罪」だと主張?!

そして2023年10月18日、警察の捜査によりサンディエゴに居たクラーク容疑者を発見し逮捕。

その後、すべての車両が所有者に返還されましたが、クラーク容疑者は10月20日、横領や自動車窃盗などの罪に対して「無罪」を主張し、10月30日に被害者と和解するよう会見の場を設けているとのことですが、6台もの車を盗んで転売しようとしたにも関わらず、なぜ自身は「無罪」と主張できるのかは理解に苦しむところ。

2023年10月29日現在、容疑者は保釈金25万ドル(日本円に換算して約3,700万円)でサウスウェスト拘置所に収監されていて、警察は、容疑者が捜査中の他の犯罪に関与している可能性があるとして捜査を進めています。

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