えっ、そうなの?フルモデルチェンジ版・スズキ新型ワゴンRが2025年に発売との噂。更に後席スライドドアが設定され、ダイハツ新型ムーヴに対抗か

確かに昨今のスライドドアブームの流れから考えると、次期ワゴンRも同じ流れになりそうだが

2023年10月に一部改良並びに、材料費+物流コストの高騰によって車両本体価格が値上げされたばかりのスズキ・ワゴンR(Suzuki New Wagon R)ですが、このモデルが2025年に待望のフルモデルチェンジを果たすとの噂が浮上しています。

2017年に6代目として登場して6年が経過している現行ワゴンですが、現行モデルの特徴としては、競合モデルに比べて価格帯が抑えられていることや、豊富なグレード展開(MTモデルも設定されている)、後席ドアが横開きのヒンジ式であるということ。

特にヒンジドアを採用する軽自動車が徐々に淘汰されつつあり、新型スペーシア(New Spacia)などのように後席スライドドアを採用するモデルの人気が高まっていますが、どうやら次期ワゴンRも後席スライドドアを採用する?との噂があるようです。


ダイハツ新型ムーヴに対抗?快適性や利便性の高い後席スライドドアがベンチマークに?

早速、国内自動車情報誌ベストカーさんの報道内容を見ていくと、次期ワゴンRは2025年頃にデビューを予定しているそうで、プラットフォームは現行モデル同様にハーテクト(Heartect)をベースにしながらも、ボディスタイルやフロントマスクなどはキープコンセプト。

それでいて、後席ヒンジドアを廃止とし、スペーシアなどと同じスライドドアへと変更する計画があるとのこと。

もちろん、この情報が必ずしも正しいとも限らず、2025年以降もヒンジドアを採用した6代目ワゴンRが継続して販売されるかもしれないですし、もしくは7代目としてフルモデルチェンジを果たすも、ヒンジドアはそのまま継続することも考えられるかもしれません。

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ところでどうしてワゴンRの後席スライドドア化に関する噂が浮上したのか?についてですが、おそらくは2023年7月に市販化が計画されていた、フルモデルチェンジ版・新型ムーヴ(Daihatsu New Move)が関係しているからではないか?と推測。

本モデルに関しても、既に内外装デザインやグレード別価格、メーカーオプションも明確になっていたにも関わらず、トヨタ・ライズHV(Toyota New RAIZE HV)/ダイハツ・ロッキーHV(New Rocky HV)の不正認証試験発覚により、ライズHVとロッキーHVの生産・出荷・販売・登録停止した関係で、なぜか次期ムーヴにも影響 → 発表・発売時期が2024年2月以降に大幅に遅れてしまったんですね。

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低価格帯が売りともいえるムーヴが後席スライドドアを採用することで、車両本体価格が大きく底上げされてしてしまう上に、ヒンジドアの使い勝手の良さを目的にムーヴの購入を検討している方も少なくないとは思うものの、世間のニーズにマッチした車づくりを心がけるダイハツとしても、ムーヴの販売台数を更に引き揚げていくためにも、スライドドア化はマストになっているのかもしれません。

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