3台全て一人のオーナーが所有?!ラ・フェラーリとランボルギーニ・チェンテナリオロードスター、フォードGTが一挙に競売へ!なお全て時価億越え

(続き)2024年1月にパリ開催のオークションにて出品されるスーパーカーを見ていこう

引き続き、時価億越えと言われるスーパーカー/ハイパーカーのオークション出品情報を見ていきましょう。

世界限定20台のみ販売されたランボルギーニ・チェンテナリオロードスター

続いては、ランボルギーニの創立100周年を記念して世界限定20台のみ販売されたチェンテナリオロードスター(Lamborghini Centenario Roadster)。

クーペモデルも限定20台のみとなるため、併せて40台のみ販売された希少価値の高いモデルになります。

チェンテナリオという名称は、イタリア語で「100周年」を意味し、まさに創立100周年を直接意味する記念モデルになり、カウンタック(Countach,、クンタッチ)に続く「闘牛の由来が含まれない」名称になります。

今回出品されるモデルは、先程のラ・フェラーリ同様に走行距離は僅か71km(44マイル)と全く走られておらず、内外装共にほぼほぼ新品状態のコンディション。

どうやらこのモデルも、公道にて全く走らせることなくガレージにて保管されていたそうです。

パワートレインは、アヴェンタドール(Aventador)がベースになるため排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、トランスミッションは「インディペンデント・シフティング・ロッド(ISR)」ギヤボックスを採用する7速AMT、最高出力770ps/最大トルク690Nmを発揮、0-100km/hの加速時間は2.8秒、最高時速は350km/hにまで到達します。

ちなみにこのモデルの予想落札価格は、3,000,000ユーロ~4,000,000ユーロ(日本円に換算して約4.7億円~約6.3億円)と、これたま超高額値が期待されています。


とにかく転売の対象となりやすいフォードGT

そして最後は、2017年にフォードが発表した第二世代スーパーカー・フォードGT(Ford GT)。

今回出品されるのは、2022年に発表されたフォードGTカーボンシリーズで、スタンダードモデルとコンペティションシリーズの間を埋める新グレード。

エアコンやラジオなどの快適装備をある程度残しながら、カーボン製パーツの追加により、スタンダードモデルよりも18kgの軽量化に成功しています。

今回出品されるモデルは、ホワイトにグレードとレッドのコンペティションストライプが加味され、走行距離は先ほどの2車同様に僅か22km(13.7マイル)と全く走られていません。

パワートレインは、排気量3.5L V型6気筒EcoBoostエンジンを搭載し、最高出力669psを発揮。

ちなみにこのモデルの予想落札価格は、750,000ユーロ~1,000,000ユーロ(日本円に換算して約1.2億円~約1.6億円)で、新車価格が約1億円とのことなので、そこまで極端なプレミア価値は付いていないようです。

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Reference:RMSotheby’s➀